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【第12回】ベトナムのTVで初レギュラー掴んだらそりゃ頑張らなくちゃ!

2016/02/04 09:55 JST配信

テッテッテッテッテッゾーイ?

テッテッテッテッテッゾーイ?

テッテッテッテッテッテッゾーイ?

テッデンチョンティムモイグイ?

テトが近づいてきたので、つい テトの歌 を歌ってしまいました。

どうも! ズボンが短すぎる Double WishのShinsuke です。

この歌を自然に口ずさむということは、もう身も心もベトナム人化しているということでしょう。

語学も段々上達してきました。

そのお陰か、前回も書きましたが、僕たちはベトナム人向けのVTC8チャンネルで金曜19時から 日本の音楽を紹介する番組「ONGAKU」のMCに抜擢されました!

こんなチャンスを貰えて、ほんとうに嬉しく思います。

ベトナムに来て良かったです。

使って頂いたVIEW TVの皆さんに感謝しております!

しかし、チャンスの裏には必ずピンチが隠れているもの。

むしろピンチだらけ でした・・・。

まず、ベトナム語の台本が無茶苦茶長いのです。

60分番組を3人MC体制で2本撮り。

1人はベトナム人女性ですので、彼女のしゃべる分量が多いのですが、僕たちもかなりの量。

さらに、日常生活で聞き慣れない単語ばかりなので、口が動かない!

何度、口が美川憲一さんのようになったことか。

そこに演技まで付け足さなければならない・・・。

真っ暗闇に一筋の光さえ見えないことなんてあるんですね。

収録が上手くいくイメージが全くできませんでした。

そんなこと言ってても、次の収録日はすぐにやってきます。

コンビ2人で、収録開始のギリギリまで台本を持ってひたすら頭に叩き込む。

台本の端は手汗でグチャグチャです。

「モッハイバー(1、2、3)、アクション!」

ディレクターの声に緊張感マックスです。

普段の僕なら、「何で1・2・3だけベトナム語で、アクションだけ英語だよ!」とか突っ込みそうですが、脳内で突っむ余裕さえなく、必死に演技しました。

すると、どうでしょう。ベトナム人スタッフ皆さんの反応は・・・・

物凄く褒めてくれるじゃないですか!

「発音がいい!」「おもしろい!」など喜んでくれていました。

そんなこと言われるとテンションは上がります。

褒められると演者はパフォーマンス力が2倍にも3倍にもなるんです。

アドリブまで言える余裕すら出てきました。

そこからは、もうリラックスして収録にのぞめました。

自分たちの良さを前面に出すことができました。

そんな気持ちのいい撮影を終え、先日初回のO・Aを観ました。

発音どうかな?! ちゃんと演技出来てるかな?!

終わったらベトナム人の友人に聞いてみようかな?!なんてことを考えながら見てみると・・・

ん?!

んんんんんんん?

僕らのセリフ全てにテロップ入れられてるんかーい!

一語一句、過不足なくテロップフォローしてありました。やはり言葉はまだまだ・・・

まぁ、でも待て待て、テロップはもしも通じない場合のことを考えて善意で入れてくれたのだろう。

演技はきっとできてる。

日本でも演技力を買われてチョイ役で映画やドラマに出演したじゃないか?!

ガチガチに引きつっとる笑顔じゃねーか?!

どうしたShinsuke!?リラックスして収録にのぞんだんじゃないのか?!

相方は大丈夫だろうと、みてみると・・・

もっと、ひきつっとるじゃねーか!!!

まだまだでした。身も心もベトナム人になるには程遠かったです。

簡単にはなれなさそうです。反省します。

次回の収録は発音をもっと練習してのぞみます。

こんな顔になるのは練習中だけ・・・

まさか本番もこんな顔になっているかも・・・

皆さんO・Aチェックしてくださいね。

それでは、また次回。

著者紹介
Double Wish Shinsuke
982年生まれ熊本県出身、熊本高校、中央大学卒業、よしもと東京NSC13期生rnNSC(養成所)を卒業後、同郷のKazuとDouble Wishを結成。「ロンドンハーツネットムービー」トライアングルにて、Kazuが引っかかる。その時にKazuの発した「既読せぇーや」が、その年の流行語大賞にノミネートされたとかされないとか。rn「ベトナムで一番有名な日本人」になる為に日々奮闘中。
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