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【ダナン編】ダナンジュラシックワールド〔前編〕

2016/04/21 09:07 JST配信

こんにちは。 ダナンの 山のフドウ こと佐井です。

早いもので、ダナンに引っ越してきて3か月が経過しました。

徐々にダナンの生活にも慣れてきましたが、僕としたことが、約3か月もの間、ウェイトトレーニングから遠ざかってしまっていました。

これはまずい。

紅の豚よろしく、 「鍛えないデブはただのデブだ!!」 と常日頃より 意識の高いデブ を目指す佐井としては、実に堕落の極みです。

このままでは、センテンススプリング(=文○)にすっぱ抜かれてしまう。

というわけで、ダナンにいいジムはないかと、職場で聞き込みしてみたところ・・・・

職場の若手イケメン諜報員H君から、安くていいジムがあるという情報をゲット!!

早速行ってみることに!!

さて、ジムと言えばホーチミン編の時にも、行きつけのローカルジムを紹介しました。

ホーチミンジュラシックワールド【前編】

ホーチミンジュラシックワールド【後編】

その時のジムの利用料は1回7万VND(約345円)で、結構リーズナブルだと思っていたのですが、諜報員H君の事前情報によると、このダナンのローカルジムの利用料は、なななんとその半分以下、 1回3万VND(約148円)という破格の安さ。

しかも今年のテト前までは2万VND(約99円)だったというのだから、一体どういう利益構造になっているのか・・・。

色々興味は尽きないので、とりあえず潜入です。

今回お世話になるジムは Gym-Fitness Ng?c T??m(ジム・フィトネス ゴックタム) というところ。

イルミネーション輝くダナンの大通り、L?? Du?n(レズアン)通りから少し入ったところ、L?? L?i(レロイ)通りの191番地。

目印としては、隣にダナン大学があります。

正面から見るとこんな感じです。

今回、このジムが一番混んでいると予想される平日の18時30分に訪れたこともあり、とにかく大量のバイクが駐車しています。

見よ、この整列したバイクの群れを。

パチンコなら大当たり確定なくらい大量です。

知らない人が見たら、確実に中古バイク屋に見えるでしょう。

ちなみに、一番混む時間は18時くらいですが、ジムの営業時間は早朝4時から夜8時まで。

ベトナムらしく、恐ろしく朝に偏った営業時間なのだ。

もう少し夜の営業時間を長くしてもらえないものか・・・。

なにはともあれ潜入。

受付のお姉様に、ワンタイムの利用である旨伝えると、確かに3万VND(約148円)を請求されました。

本当にこの値段だったとは!(月額契約とかもできるようです)

このお姉様に写真撮らせてくださいとお願いしたところ、ナンパと勘違いされたのか、ちょっと恥ずかしそうに「OK」と言いながら、微妙にポーズを取ってくれました。

気を持たせてしまいすみません。ただの取材です。

なお、番台風受付の後ろに置かれてる冷蔵庫で、各種飲み物も売られています。

水のペットボトルが5000VND(約25円)、CCレモンのペットボトルが1万VND(約50円)と、かなりリーズナブルな価格で売られています。

やはり利益構造がわかりません。

そして、受付を済ませて、いざ、ジムエリアへ突入です。

ジムの中にはいると、ムキムキの西洋人のポスターがたくさん貼られています。

うーむ、見事に割れた腹筋だらけですが、こんなにムキムキポスターだらけのジム、日本では見たことがないです。

ベトナムの人もこういう白人のような筋肉の付き方はしないと思うのですが、白人の写真ばかりが貼られていました。

ベトナム人、意外と筋肉大好きなのか?

ちなみに、こちらでいい感じで外腹斜筋をいじめているのは・・・

佐井がダナンに引っ越し以来一緒に仕事をしている、イケメンエンジニアの中森君です。

今回一緒にトレーニングに来てくれました。

そして、意識の高いデブを目指す佐井も・・・

45度バックエクステンションで、脊柱起立筋をいじめます。

3か月間の不節制のせいか、サケの稚魚かと思うほど、お腹がポッコリしています。まずい。

今回はこの2人でお届けします。

さて、こちらのジムですが、3万VND(約148円)という激安価格にも関わらず、中は意外と広く、色々なマシーンが所せましと置いてあります。

2階建フロアの1階には、トレッドミドル(ジョギングマシン)やエアロバイクなどの

有酸素運動用マシンと、各種ウェイトトレーニングマシーンが足の踏み場もない感じで配置されています。

おおっと、異様にイカツイ西洋人を発見です。

身長190センチはありそう。

そして、異様な筋肉のでかさ。

そして、見事に剃り上げたスキンヘット。

外見は完全にプロレスラーです。

ストーンコールド・スティーブ・オースチン かと思いました。

一体ダナンでどんな仕事をしているんだろう。

勿論、高重量を使った激しいトレーニングをしているのですが、傍らに1.5リットルの7UP (サイダー)を置き、これを飲みながらトレーニングしています。

アメリカンな感じがガンガン漂ってきます。

この方以外にも、結構たくさん西洋人の方もトレーニングしていました。

さらに、日本のジムではバブル期以降絶滅したと思われる、 贅肉ブルブルベルト がありました。

まさか、ベトナムダナンに生き残りが居たとは!

ベトナム人女性が利用している姿を見て、絶滅したニホンオオカミを発見したような感動を覚えたのは僕だけでしょうか?

ちなみに、この1階エリアのマシンですが、何故か腹筋用のマシンが異様に多いです。

腹筋用のマシンだけで7種類くらいあります。

ダナンでは腹筋が熱い ようです!!

このジム、2階にもトレーニングエリアがあるのですが、2階へ続く階段は、何やら怪しい気配が漂っています。

まるで、呪怨伽椰子 が下りてくる階段のようです。

この上には、どんな恐ろしい光景が待ち受けているのか?

次回に続く

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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