ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

【ダナン編】鶏の丸焼きを喰らう〔前編〕

2016/08/23 08:38 JST配信

こんにちは、 ダナンのバービー こと佐井です。

「イエス!!フォーリンデブ!!」

あれ、 前々回 と同じ入り?

そう、今回も 「フォーリンデブはっしー」さん に続けと、グルメレポートです。

今回は、佐井が住んでいるアパートから程近い場所にあるお店。

海沿いの道

じつは、取材一週間前に奥さんと二人で夕ご飯を食べようと行ってみたのですが・・・

佐井:「メニュー見せてください。」

店員:「はいよ」

奥さん:「鶏の丸焼き、20万VND(約1000円)、1羽、えっ、 1羽単位?

佐井:「半羽とかできないの?」

店員:「うちは新鮮が売りだから、注文もらってから一羽ずつ捌くから無理だよ!!」

なんとハードコアな店なんだろう・・・。

とにかく、ここは仲間を連れて出直しだ!!

と言うわけで、出直してきたわけです。

こちらがお店の看板。

夜道に浮かび上がる看板

Qu??n C??y B??ng(クアン カイバン)。

ホアンサ(Ho??ng Sa)通り、暗い海岸沿いの道にぽつりと佇むローカル感満載のお店です。

どこからがお店?

ベトナム名物というか、バイク用の駐輪場は完備というか、 駐輪場とお店の境目はかなりあいまい です。

ま、土地はいっぱいあるから、空いてるとことに停めておいて、的なことなのでしょう。

そして、お店は、 完全に屋根のないお外 となっております。

お外に並べられた椅子とテーブル

雨とか降って来たらどうするんだろうとかなり不安がよぎりますが、たぶん雨が降ったら閉店なのでしょう(汗)

今回のメンバー

そんなわけで、鶏を1羽単位で出されたも大丈夫なように、たくさんの仲間たちを招集してみました。

前回koi sushi で遭遇した 菊池さん、 豚の兜煮 に引き続き 浅子さん、 そして初登場の浅子さんの同僚 林君。

さらに、ダナン編準レギュラー化している 中森君。

こちらも 豚の兜煮 に続き 森君。

そして、奥でピントがずれている、たまたま日本から遊びに来ていた マイさんうちの奥さん、 というメンバーで討ち入りです。

これだけの人数がいれば、丸鶏も撃退できるでしょう。

決定力不足の日本人ならば、組織力でギャフンといわせてやろうというコンタンです。

はてさて、問題のメニューです。

英語のメニューあり!

今日もご機嫌で、 1羽単位 での販売です。

ちなみに1羽単位でだいたい20万ドン(約900円)と、お値段はリーズナブル。

あとは、何羽食べきれるかが勝負!!

奥にはなぜかたらいが並ぶ

ちなみに、こちらのお店。

鶏だけでなく、ビーチ沿いということもあり魚介類メニューもあります。

鶏専門にしたほうがお店の格が上がるのでは?と考えてしまうのは日本人的思考のようで、ベトナムでの商売は、多角化が重要な模様。

ホーチミンでも、焼肉屋やとんかつ屋でメニューの多角化がすすみ、最終的に寿司を出すようになることが頻繁にありました。

おお!新鮮!

こんな感じで取れたとの魚介類を、イケスならぬ、たらいから選ぶことができます。

おいしそうだ!

エビやカニなど、生きた状態でたらいに収まっていて、こちらはこちらでおいしそうなのですが、そこは鶏を食べる会なので、今回はスルーで!!

ついでなので、調理場も見せてもらいました。

きちんと整理されている

意外と普通の調理場。

そして、調理場の奥には、今日の目的である鶏ちゃんたちも幽閉されていました。

鶏さん・・・・

篭の中に押し込められて、かなりの人(鶏)口密度ですが、かなり活発に動き回っています。

元気いいですね・・・

まさに生きのイイ状態。

むむっ、よく見ると鶏ちゃんたちの横に、結構新しい血痕が・・・・

よく見ると・・・

どうやら、ここは サスペンスの現場 でもあるようです。

その場で捌くから、1羽単位でしか売れないというのは、ガセではなかった模様。

そんなわけで、新鮮な鶏ちゃんの存在を確認して、鶏ちゃんの到着を待つのですが、鶏ちゃん、なかなかやってきません。

おなかすいた~

やはり、生きてるところから捌き始めるので、調理に時間がかかるようです。

そんなわけで、別に頼んでおいた牛肉と野菜の炒め物が先に到着。

いい香り!

こちらの料理、 意外とレベルが高い。

ニンニクの風味が抜群でとてもおいしかったです。

いやがおうにも、鶏への期待が高まりますが、それにしてもなかなか鶏来ず。

まだかなまだかな~♪

参加者一同首を長くして待っているのですが・・・。

こうして、 45分ほど経過 した時、やっとお目当ての鶏がやってきました。

果たして、何羽たいらげることができるのか!?

(次回に続く)

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミンに自由貿易区を設立、国会決議 (15:07)

 国会は11日、ホーチミン市に自由貿易区を設立して投資を誘致し、地域経済の中心地とするための特別制度の試行に関する決議を賛成多数で採択した。同市の開発にかかる特別制度の試行に関する2023年の国会決議第9...

国会、司法関連の法律2本を可決 受刑者の権利と義務を規定 (15:01)

 国会は10日、改正刑事判決執行法および拘留・勾留・居住地制限措置に関する法律を含む、司法に関連する法律2本を可決した。  このうち、改正刑事判決執行法は15章180条で構成され、2026年7月1日に施行され...

国会、国家管理関連の法律4本を可決 汚職防止規制強化 (14:28)

 国会は10日、◇汚職防止法の一部を改正・補足する法律、◇改正国会・人民評議会監視活動法、◇国民対話法・苦情申し立て法・告発法の一部を改正・補足する法律、◇国際条約法の一部を改正・補足する法律を含む、国...

車いすでピックルボールに打ち込む人々 (7日)

 グエン・バン・フアンさん(男性・40歳)は毎週、東北部地方クアンニン省からハノイ市まで100km以上の道のりを三輪バイクで走り、ピックルボールに打ち込んでいる。フアンさんにとって、ピックルボールは障がいへ...

25年1~11月期の新規設立企業17.8万社、前年同期比+20.9%増 (14:14)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2025年1~11月期に全国で新規設立された企業は前年同期比+20.9%増の17万7993社、登録資本金の合計は同+20.9%増の1753兆2190億VND(約10兆3000億円)だった。同...

フェニカーと韓国緑十字、健康診断施設をハノイに開業 (13:11)

 韓国の製薬会社である緑十字ホールディングス(GC Holdings=GC)はこのほど、ハノイ市で健康診断施設「GC&フェニカー・ヘルスケアセンター(GC&Phenikaa Healthcare Center)」を開業した。  同施設は、地場...

25年11月新車販売台数統計、月間販売台数は年内最多 (13:04)

 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2025年11月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーターおよびビンファスト=VinFast含まず)は前月比+4%増、前年同月比では▲11%減の3...

国会、交通・インフラ関連の法律3本を可決 遅延・欠航の補償など (6:52)

 国会は10日、◇改正民間航空法、◇改正建設法、◇改正計画法の交通・インフラ関連の法律3本を可決した。  このうち、改正民間航空法は11章107条で構成され、2026年7月1日に施行される。  注目すべき点とし...

国会、社会・経済関連の法律14本を可決 報道規制の強化など (6:22)

 国会は10日と11日、社会・経済分野に関する14本の法律を可決した。可決された法律は以下の通り。 ◇改正報道法 ◇疾病予防法 ◇改正大学教育法 ◇改正投資法 ◇改正預金保険法 ◇改正国家準備法 ◇破産再生

財政省、暗号資産取引市場の管理委員会を設立 (5:55)

 国家証券委員会(SSC)は10日、財政省が「暗号資産取引市場管理委員会」を設立したと発表した。同委員会は、暗号資産市場を専門的に監督する国内初の機関となる。SSCのブイ・ホアン・ハイ副委員長が、暗号資産取...

国会、ザービン国際空港プロジェクトの実施を承認 (5:39)

 国会は11日、北部紅河デルタ地方バクニン省で計画されているザービン国際空港建設プロジェクトの投資方針を承認する決議を採択した。投資総額は約196兆3780億VND(約1兆1600億円)となる見通しだ。  同空港は...

日越の環境省、企業の温室効果ガス排出量の透明性向上へ (4:13)

 日本の環境省は、ベトナム農業環境省とコ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)を通じた活動内容に関するオンライン会議を行った。  民間企業の透明性向上に向けて、ベトナムの温室効果ガ...

FPTとSCSK、新会社を設立 レガシーシステムの課題解決に貢献 (4:00)

 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、日本法人のFPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)を通じて、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインア

スプリックス、ハノイ工科大学傘下研究所と教育協力で覚書締結 (3:10)

 学習塾および教育関連事業を手掛ける株式会社スプリックス(東京都渋谷区)は4日、ハノイ工科大学(HUST)傘下のデジタル技術経済研究所(BK Fintech)との間で、ベトナムでの展開において協業関係にあるカオピーズ(K...

ホーチミン:新暦正月に市内4か所で打ち上げ花火 (2:36)

 ホーチミン市は、2026年の新暦正月を祝う打ち上げ花火の実施を計画している。打ち上げ花火は2026年1月1日(木)の午前0時から15分間にわたり実施する予定だ。  計画によると、◇サイゴン川トンネル入り口(アン...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved