ベトナム航空局は航空市場拡大の為、ハノイ市中心部から8km離れたザーラム空港を、格安航空専用空港とする計画を発表した。同空港は1970年以前、ハノイ空港として使用されていたが、現在は飛行機操縦訓練と遊覧用ヘリコプターの利用のみとなっている。
このアイディアは、格安航空会社専用空港を持つ唯一の国シンガポールに習ったもの。通常、格安航空会社専用空港は建設費用が大幅に節約できるため、航空機の発着料が抑えられる。このような理由からこの「格安空港」では、空港待合室やタラップ間のバス送迎など、通常の空港では当たり前のサービスは受けられないという。