国際金融公社(IFC)と国際労働機関(ILO)はハノイ市で7日、ベトナムで実施する予定の「ベターワークプログラム」の内容を紹介した。
同プログラムは、縫製業界で働く約70万人のベトナム人労働者の労働条件を改善するとともに、縫製業の国際競争力をアップさせることを目標としている。そのため、各企業の労働効率の改善、市場アクセス能力の向上、労働基準改善事業での政府支援などを実施する。同プログラムはまず、ホーチミン市とその近郊地域の縫製企業150社、約15万人の労働者を対象に今年第4半期から2年間実施。5年後に対象を700社、約70万人に拡大する予定だ。