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食肉加工大手ビッサン(Vissan)のバン・ドゥック・ムオイ社長は、15日から同社の全店舗で、ベトナム安全農産物生産基準(Vietnamese Goods Agricultural Practices=VietGAP)をクリアした豚肉の販売を開始することを明らかにした。
VietGAP豚肉は、ホーチミン市内の伝統的な市場146か所及び同市と周辺各省のスーパーマーケット309か所で販売する。各店舗にはVietGAP豚肉を販売していることを示す看板を設置し、消費者が容易に判別できるようにする。
ビッサンの各店舗で販売するVietGAP豚肉の量は、1日当たり約70t。このほか、VietGAP豚肉を原材料とした食肉加工品も1日当たり20~30t販売するという。
同社が販売するVietGAP豚肉のうち、VietGAPの基準に従って豚を飼育している当局公認の養豚農場が供給する豚肉が9割を占める。残りは自社のVietGAP農場から供給するもの。
同社によると、VietGAP豚肉の買い取り価格は通常の豚肉より1kg当たり500VND(約2.4円)高いが、通常のものと同等の価格で販売するという。