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韓国の対ベトナム輸出入統計が、韓国政府各機関から発表された。
関税庁によると、2020年の年間輸出額は前年比▲5.4%減の5127億8900万USD(約53兆3300億円)、輸入額は同▲7.1%減の4675億4900万USD(約48兆6300億円)だった。うち対ベトナム輸出額は同+0.8%増加し、輸入額は同▲2.3%減少した。貿易収支は279億6400万USD(約2兆9100億円)の黒字だった。
一方、ICT輸出入統計では、2020年の韓国の年間ICT輸出額は同+3.8%増の1835億7900USD(約19兆0900億円)、輸入額は同+3.9%増の1126億1700万USD(約11兆7100億円)だった。うち対ベトナム年間輸出額は過去最大を記録した。中でもディスプレイが同+21.7%増の101億2000万USD(約1兆0520億円)で、好調をけん引した。対ベトナム年間輸入額は同▲1.3%減少した。
また、2020年の韓国中小企業による年間輸出額は同▲0.2%減の1008億USD(約10兆4800億円)。対ベトナム年間輸出額は同▲4.5%減少したが、額のみでは中国や米国に続く3位の輸出先となっている。対ベトナム輸出で2020年10~12月に好調だった品目は、◇化粧品:前年同期比+28.1%増の7600万USD(約79億0400万円)、◇医薬品:同+23.7%増の3200万USD(約33億2800万円)など。一方、◇計測制御分析機:同▲34.9%減の6800万USD(約70億7200万円)、◇その他機械類:同▲38.9%減の7000万USD(約72億8000万円)などは減少幅が大きかった。