(C) kinhtechungkhoan |
- 「VF 3」「VF 5」の製造に特化した新工場
- 年産能力30万台、12月着工・25年稼働開始
- 世界でショールーム計333か所展開中
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社で、米ナスダック証券取引所(NASDAQ)上場の電気自動車(EV)メーカーであるビンファストオート(VinFast Auto=VFS)は、北中部地方ハティン省でEV「VF 3」と「VF 5」の製造に特化した新工場を建設する計画だ。ハティン省は、ビングループのファム・ニャット・ブオン会長の故郷でもある。
年産能力は30万台となる見込みで、着工は2024年12月、稼働開始は2025年を予定している。
同社は10月31日現在、世界で自動車ショールーム173か所と電動バイクショールーム160か所を展開している。
なお、2024年7~9月における個人と法人向けの納車台数は2万1912台で、前期比+66%増、前年同期の2.15倍へと急増した。特に、個人向け納車台数は前期の2.63倍となった。同社は2024年通年のEV納車台数を8万台と見込んでいる。