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- 複数の大型プロジェクトの投資を提案
- スポーツコンプレックスと歴史文化公園
- サイゴン川沿いの幹線道路とライトレール
観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会に対して、社会インフラおよび都市交通インフラに関する複数の大型プロジェクトの投資を提案した。これらの案件は官民パートナーシップ(PPP)の一環として、BT(建設・譲渡)方式で実施される予定だ。
同社が提案した主なプロジェクトは、◇ラックチエック国家スポーツコンプレックス(敷地面積約187ha)、◇歴史文化公園(同約395ha)の2案件となる。これらは旧トゥードゥック市(現ホーチミン市の一部)に位置し、チュオント都市区内の土地使用権を対価とするBT方式での整備が予定されている。
さらに、同社はサイゴン川沿いの幹線道路(全長約40km、8~10車線)と、同じくサイゴン川沿いの都市鉄道(メトロ)またはライトレールの敷設といった都市交通インフラ整備計画も提案している。
これらの都市交通インフラについても、旧クチ郡周辺の約4100haの土地を対価としたBT方式での実施が検討されている。
ホーチミン市人民委員会は、これらの提案に関する文書を財政局へ送付し、法令に基づき審査・対応を行うよう求めた。