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- LSエコエナジーは海底ケーブル工場建設
- 海底送電網・通信網の構築で協力
- アジア地域で海底ケーブルの需要急増
韓国LSグループで海底ケーブル事業を手掛けるLSマリンソリューション(LS Marine Solution)はこのほど、ホーチミン市に営業事務所を開設した。
同グループでベトナムを中心に事業を展開するLSエコエナジー(LS Eco Energy、旧LS電線アジア)が、ベトナムに海底ケーブル工場を建設することに合わせた動きとなる。両社は今後、アジア・太平洋地域における海底送電網・通信網の構築で協力していく。
同社によると、昨今、アジア地域では島嶼国間の長距離送電網の連携や洋上風力発電の拡大、人工知能(AI)データセンターの増加などで、海底ケーブルの需要が急増しているという。
特にシンガポールが再生可能エネルギーの輸入拡大を開始して以降、ベトナムやインドネシア、フィリピンとシンガポールとをつなぐ海底高圧直流送電(HVDC)網の構築が進められている。
LSマリンソリューションの関係者は「今回の営業事務所開設を機に、アジア市場での受注拡大を図る」と述べている。