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バクニン省:ザービン空港、北部最大規模の空港に

2025/07/28 14:40 JST配信
(C) tuoitre
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  • 当初計画から大幅に規模引き上げ
  • 全国でロンタイン国際空港に次ぐ規模に
  • ノイバイ国際空港は旅客処理能力引き下げ

建設省は、2050年までを視野に入れた2021~2030年の全国空港システム開発マスタープランを調整した。これにより、北部紅河デルタ地方バクニン省で建設中のザービン国際空港の規模が、当初計画から大幅に引き上げられることになった。

 同空港は用地面積1960haで、ハノイ市ノイバイ国際空港ホーチミン市タンソンニャット国際空港の面積を上回り、全国では東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港(5000ha)に次ぐ規模となる。

 ザービン国際空港は国際民間航空機関(ICAO)が定める飛行場基準コードで4Eクラスとなり、設計上の年間旅客処理能力は2021~2030年に3000万人、2050年までに5000万人を見込む。

 投資額は2021~2030年が120兆8390億VND(約6700億円)、2050年までにさらに61兆4550億VND(約3400億円)の追加投資が見込まれている。

 ザービン国際空港の規模拡大と同時に、ノイバイ国際空港は旅客処理能力を引き下げる形で調整された。調整は、ハノイ首都圏の航空インフラの分散と中長期的な経済・社会発展、国防・安全保障への対応を目的としている。

 なお、ザービン国際空港はハノイ市ノイバイ国際空港から約40kmのところに位置し、2024年12月に着工された。

[Thi Truong Tai Chinh 13:15 23/07/2025 / Tuoi Tre 21:04 22/07/2025, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
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