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2022年5月公開のベトナム映画「578: Phat Dan Cua Ke Dien」が、第95回アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート候補作品のベトナム代表に選ばれた。
同部門の日本代表は早川千絵監督作の「PLAN 75」。
ルオン・ディン・ズン監督の「578: Phat Dan Cua Ke Dien」は、2018年の「ミス・ユニバース」でベトナム代表として過去最高のトップ5入賞を果たしたヘン・ニーが出演し話題となったアクション映画。制作費は600億VND(約4億1000万円)。
アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート発表は2023年1月24日で、アカデミー賞授賞式は2023年3月12日に行われる(いずれも米国現地時間)。
なお、第94回アカデミー賞のベトナム代表作品は、新型コロナ禍の公開だったにもかかわらずベトナム映画の歴代興行収入ランキングのトップに躍り出た、2021年3月公開の「Bo Gia(英題:Dad, I’m Sorry)」。
第93回は、2019年12月に公開されたビクター・ブー(Victor Vu)監督作の「Mat Biec(原作邦題:つぶらな瞳)」。同作品は第22回ベトナム映画祭で長編映画部門の最優秀作品賞にあたる「ゴールデンロータス賞(Bong Sen Vang)」に輝いた。
第92回ではゴ・タイン・バン(Ngo Thanh Van)主演・プロデュースの「ハイ・フォン(原題:Hai Phuong、英題:Furie)」(2019年2月公開)が、第91回では同じくゴ・タイン・バンが主演・プロデュースする「サイゴン・クチュール(仕立て屋 サイゴンを生きる、原題:Co Ba Sai Gon、英題:The Tailor)」(2017年11月公開)が「外国語映画賞(第92回から国際長編映画賞に名称変更)」のノミネート候補に選ばれたが、いずれも本選へのノミネートを逃した。
過去に本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督作の「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみに留まっている。
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