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ベトナム人若手監督の短編映画、カンヌ映画祭にノミネート

2026/04/24 05:26 JST配信
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 カンヌ国際映画祭の組織委員会は22日、短編部門のノミネート作品リストを発表した。ベトナムからは若手監督のグエン・ティエン・アン(Nguyen Thien An)氏の短編映画「Giac Mo La Oc Sen(Dream Is A Snail)」がノミネートされ、賞を争うことになった。

短編映画「Giac Mo La Oc Sen」の概要

 「Giac Mo La Oc Sen」は、「CJ短編映画プロジェクト2025」から制作費の支援を受けた上映時間16分の作品だ。

 映画の映像は、2019年公開のベトナム映画「第三夫人と髪飾り(越題:Vo Ba、英題:The Third Wife)」の撮影監督であるチャナーナン・チョートルンロート氏が手掛け、人間と存在に関する真実でありながらも比喩に満ちた感情を呼び起こすものとなっている。

若手監督の登竜門「CJ短編映画プロジェクト」

 同プロジェクトでグエン・ティエン・アン監督を指導したファン・ダン・ジー(Phan Dang Di)監督はこの作品について、独特のストーリーテリングによる自然な魅力を持っており、ユーモラスであると同時に風刺的で、登場人物の境遇について多くの考察を視聴者にもたらすと評価した。

 今回のノミネートは、ベトナム映画を国際的なレベルへと引き上げる同プロジェクトにとって新たなマイルストーンとなる。これまでに同プログラムからは、ファム・ゴック・ラン(Pham Ngoc Lan)氏(ベルリン国際映画祭)、ファム・ティエン・アン(Pham Thien An)氏(カンヌ国際映画祭)など、名だたる国際映画祭で賞を獲得した若手監督が多数輩出されている。

第79回カンヌ国際映画祭とベトナム映画の躍進

 第79回カンヌ国際映画祭は、フランスのカンヌで5月12日から23日にかけて開催される。今年は韓国の映画監督パク・チャヌク氏が審査委員長を務め、フランスの女優アイ・アイダラ氏が司会を務める予定で、アジア映画の強力な台頭が期待されている。

 カンヌ国際映画祭では、過去にもベトナム系監督が輝かしい成績を収めている。

 直近では、2023年の第76回で、フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)氏が最新作「ポトフ 美食家と料理人(原題:La Passion de Dodin Bouffant、英題:The Taste of Things)」で監督賞を受賞したほか、ファム・ティエン・アン氏が「Ben Trong Vo Ken Vang(Inside the Yellow Cocoon Shell)」でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した。ファム・ティエン・アン氏は、2019年の第72回でも短編映画「Hay Tinh Thuc Va San Sang(Stay Awake, Be Ready)」でイリー短編映画賞を受賞している。

 なお、1993年の第46回では、ユン監督が「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」でカメラ・ドールを受賞している。

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