![]() (C) saigontimes, トーマス・フリードマン氏 ![]() |
ピューリッツァー賞を3度受賞している米国のジャーナリスト、トーマス・フリードマン氏が5月10日(土)にホーチミン市国家大学で講演を行う。講演は午前9時から11時30分まで行われる。
今回の講演は、ベトナム外交学院が主催するもので、テーマは「グリーンテクノロジーと再生可能エネルギーの発展と課題」、「過去20年における各国の成功・失敗から学ぶ教訓とベトナムの今後の課題」となっている。
同氏は1953年、ミネソタ州生まれ。オクスフォード大学で修士号を取得した後、UPI通信ロンドン支社に入社。その後、ニューヨーク・タイムズ社に籍を移し、ベイルート勤務となる。ここでパレスチナ難民の大量虐殺事件などを精力的に取材した功績が認められ、1983年にピューリッツァー賞を受賞する。その後も、イスラエル人とパレスチナ人との間で起きた暴力事件や世界各地のテロ活動を報じて、ピューリッツァー賞を受賞している。
なお、同氏の著書「フラット化する世界」、「ベイルートからエルサレムへ」、「レクサスとオリーブの木」などはベトナム語版も出版されており、多くのファンを獲得している。