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日本貿易振興機構(ジェトロ)は、海外サプライチェーン多元化等支援事業第2回公募(実証事業・事業実施可能性調査)について、応募のあった64件の審査を経て、21件の採択を決定した。このうち、ベトナムに関する案件は6件となっている。
採択された21件の内訳は、◇類型1(実証事業):8件、◇類型1(事業実施可能性調査):2件、◇類型2(実証事業):8件、◇類型2(事業実施可能性調査):3件。
ジェトロは、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)から「海外サプライチェーン多元化等支援事業に係る事務局」を受託している。日・ASEANのサプライチェーン強靭化のため、東南アジア地域を中心に、海外生産拠点の多元化を目的とした設備導入、実証事業、事業化調査(FS)調査などを支援する。
ベトナム案件は以下の通り(企業名(所在地):製品・部素材名)。
<類型1(実証事業)>
◇東洋鉄球株式会社(東京都新宿区):ボールミル用粉砕ボール
◇株式会社フジキン(大阪府大阪市):半導体製造装置用特殊継ぎ手
◇大和電器株式会社(東京都品川区):配線器具(家庭用及びOA機器用)
<類型1(事業実施可能性調査)>
◇株式会社スノウチ(千葉県浦安市):セラミック溶接用副資材(裏当て・エンドタブ)
<類型2(実証事業)>
◇アルフレッサ ホールディングス株式会社(東京都千代田区):ベトナムにおけるEDI導入による医療物品サプライチェーン高度化プロジェクト
◇三菱商事株式会社(東京都千代田区):ベトナムにおける貿易手続電子化によるサプライチェーン高度化実証事業