![]() (C) 昭和電線ホールディングス ![]() |
昭和電線ホールディングス株式会社(神奈川県川崎市)は、グローバル展開を推進するワイヤハーネス事業のさらなる事業拡大を目指し、ベトナム現地法人であるSWCC昭和ベトナム・インターコネクト・プロダクツ(SWCC SHOWA VIETNAM INTERCONNECT PRODUCTS、北部紅河デルタ地方フンイエン省)を移転する。
同社は4月1日に、現工場の延べ床面積のおよそ2倍を有する近隣の第2イエンミー工業団地の工場への移転を計画しており、2026年度売上高約20億円を目指す。
これにより、中国拠点と同等の製品ラインナップを実現し、ベトナムと中国のいずれの拠点からでも顧客に対して柔軟に供給できる体制を整えることで、サプライチェーンの再構築を進めていく。
また、今後見込まれる東南アジアでの家電、産業機器、車載など向けのワイヤハーネス需要の増加に対応した生産能力増強と、自動化による効率化・省人化を実現し、海外ワイヤハーネス事業の収益拡大を目指す。