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椰子の実落下殺人事件、悪いのは誰?

2005/09/06 07:08 JST配信

 ベトナムの至る所にある椰子の木。その上には大きな椰子の実がいくつもぶら下がっている。その実がある程度大きくなると、ナタを持ち木によじ登り実を地面に落とす。しかし、ここでたまたま椰子の実が下にいた人間に当たり死んでしまったらどうなるだろう。落とした人が殺人罪?それとも・・・いまこんな論争が紙面で繰り広げられている。

 シチュエーションはこうである。Aが椰子の木に登り、椰子の実を取っていたところ、BとCがたまたま通りがかった。その時BがCに「おい、見ろよ。椰子の実だぜ!、おまえ取ってこいよ」と命令し、まだAが木の上で椰子の実を取っているのにも関わらず、Cを木の下に行かせた。その後Cが椰子の木の下に落ちていた椰子の実を拾おうとしたところ、上から椰子の実が直撃、Cが死亡したというもの。悪いのはAかまたはBかと言うのが問題である。

 読者の意見では「Bは、椰子の実が落ちてくる可能性があるにもかかわらず、Cを拾いに行かせた」という理由や、「BはAもCも見通せる場所に位置していたのに警告を怠った」と言う理由からBに過失があるという意見が多かった。しかし中には「実際に椰子の実を落としたのはAだから、Bに過失があるわけはない、過失はAにある」と言う意見もあり、1つの椰子の実を巡る論争はまだまだ収まる気配がない。

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