15日早朝、メコンデルタ地方ロンアン省ベンルック郡ミーイエン村を通る国道1A号線にあるグエンクオン社のガソリンスタンドで給油をした車やバイク約100台が、給油後1キロメートルほど走ったところでエンジンが止まって動かなくなる事態となった。ガソリンを調べると、水が混ざっているのが分かったという。
通報を受けた同省市場管理検査チームが同日午前9時ごろこのガソリンスタンドを訪れタンク内のガソリンを検査したが、水は混ざっていなかった。同チームが事情を調べたところ、同日午前0時ごろガソリンをタンクに注油する際、注油口付近で発火したため消火器で火を消し止め、その後水で洗い流していたことが分かった。スタンド側はタンク内に水が入ったとは思わなかったため、午前4時から7時にかけてガソリンを販売したという。グエンクオン社は、被害を受けた人にエンジンの修理代やガソリン代を支払うとしている。