東南部ドンナイ省警察は24日、同省ビエンホア市在住の高校2年生チャン・ティ・トゥー・ヒエン(17歳・女)を殺人容疑で逮捕した。
これに先立つ今月7日午後4時ごろ、ビエンホア市を流れるドンナイ川で全身36カ所に刺し傷のある少女の遺体が浮いているのが発見された。警察の捜査の結果、この遺体は同市在住のチャン・ブイ・イエン・ニーさん(15歳)で、前日の夜10時ごろから行方不明になっていたことが分かり、交友関係を中心に捜査が進められていた。
ヒエン容疑者の供述によると、同容疑者とニーさんは以前隣同士の家に住んでいたこともあり友人関係にあったが、ヒエン容疑者の恋人に付きまとわれていると何度もニーさんから聞かされていたため、恨みを抱くようになったという。犯行当日も同容疑者宅を訪れたニーさんが再び同じ話題を口にしたため、激高した同容疑者は刃物でニーさんを殺害、遺体の手足を縛ってビニール袋に入れると家の近くの川に投げ捨てていた。