3日午前10時ごろ、ハノイ市ハドン区に住むグエン・アイン・トアン(60歳過ぎ・男)が妻でメコンデルタ地方ロンアン省出身のファム・ティ・キエウ・Tさん(24歳)の脚や腕を刃物で切り付け大けがを負わせる事件が起きた。全身から血を流したTさんは、隣人に助けられ病院に救急搬送された。この事件の原因は、若い妻の朝帰りにトアンが激怒したもので、当時トアンは酒に酔っていたと見られている。警察はトアンを書類送検した。
Tさんによると、3年前に知り合ったとき、当時会社社長だったトアンから家族が経済的支援を受けたため、愛のない結婚を余儀なくされたという。しかし結婚後トアンは事業に失敗し、若い妻に対するしっとから日常的に暴力を繰り返していた。Tさんとトアンの間には3歳になる子どもがいるが、トアンは子どもの前でもTさんに暴力を振るってきたという。