ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

男児タクシー置き去り事件、実母と名乗る22歳の女性が姿を現す

2014/12/16 17:50 JST配信
(C) thanhnien 男児の実母のバンさん
(C) thanhnien 男児の実母のバンさん

 2日深夜、ホーチミン市8区1街区ケンサン橋付近で2歳の男児がタクシー内に置き去りにされた事件で、このほど実母と名乗る女性が姿を現した。女性は4区在住のホー・ティ・トゥー・バンさん(22歳)で、男児を置き去った本人だということが確認された。

 男児をタクシー内に置き去りにした理由についてバンさんは、「事件前日に夫と激しい口論となり、子供を連れて家出した。ミルクを買うためのお金が無くなったので、仲直りしてお金を貰うため何度も夫に電話をかけたが、連絡が取れなかった。夫側の家族から、子供が夫の実子ではないと疑われていたこともあり、判断力が鈍っていた」と涙ながらに語った。

 男児を置き去りにしてから3日が経った5日、バンさんは同市ビンチャイン郡で友人らとパーティーに興じていたところを警察に立ち入り検査され、麻薬検査で陽性反応が認められた。身分証明書なども所持していなかったため、あえなく御用となり、そのまま同市ホックモン郡の麻薬厚生施設に収容された。

 バンさんと男児の父親であるディン・ザー・トゥアンさん(41歳、4区在住)は、入籍はしていないものの一緒に暮らしており、置き去りにされた2歳の男児と生後6か月の乳児の2人の子供がいるが、どちらも出生届けは提出されていない。バンさんは12日に麻薬厚生施設を出所したが、DNA検査などを行い母子関係が証明されなければ男児を引き取ることはできないという。

 男児の置き去り事件がマスコミで大々的に報じられると、男児の遠い親戚(男児の実母の叔母の夫)に当たる50代の男性が、男児の世話をしている8区1街区人民委員会に駆けつけて男児を引き取りたいと申し出た。男性は何度も役所に足を運び、男児の写真や玩具、健康診断書などを持ち込んだが、親族関係を証明する合法的な書類(戸籍謄本や出生届けなど)を提示できなかったため、引き取りを断られた。

 男性によると、男児の名前は「ボー」で、生まれてから最近までずっとこの男性夫婦が面倒を見ていたが、男性が入院することになったため、東南部バリア・ブンタウ省に住む父方の家族に世話をしてもらっていたという。男性は、ボーちゃんが置き去りにされたニュースをテレビで見て初めて事件のことを知ったと話した。

 なお、役所で男児の世話をしている8区1街区委員会は、規定に基づき労働傷病兵社会当局の保護施設へ男児を移管する手続きを完了している。

[Thanh Nien, 10:38 (GMT+7) 14/12/2014, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
第14回ベトナム共産党全国大会が閉幕、ラム書記長が第14期も続投 (23日)

 第14回ベトナム共産党全国大会は23日に最終日を迎えた。同日には、第14期(2026~2031年任期)党中央執行委員会が第1回会議を開催し、政治局、書記局、書記長、党中央監査委員会の構成員を選出した。第14回党全国...

第14期党中央執行委員200人を選出、トー・ラム書記長が再選 (23日)

 ハノイ市で開催中の第14回共産党全国大会は22日、第14期(2026~2031年任期)党中央執行委員会の構成員(正式構成員180人・準構成員20人)を選出する投票が行われ、同日中に結果が公表された。  選出された200...

ハノイ:気温10度未満の日は幼稚園・小学校の登園・登校を取りやめ (23日)

 ハノイ市教育訓練局は22日、気温が10度を下回った場合、幼稚園と小学校は登園・登校を取りやめて、オンライン学習に切り替えるよう、市内の各レベル人民委員会および教育機関に通知した。  各教育機関は、...

逆境から花開く芸術、障がい者が描くペーパークイリングアート (18日)

 芸術に心の拠り所を見出してきたという障がい者は少なくない。彼らは天賦の才能と粘り強さを生かして個性豊かな手工芸品を生み出し、生計を立てながら、地域社会に貢献できる人生を送りたいという願いを持ち続...

海上保安庁の巡視船「あきつしま」、ダナンに寄港 (23日)

 海上保安庁は、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、9日から約1か月間にわたり巡視船「あきつしま」を東南アジア周辺海域に派遣し、公海上での哨戒を実施している。  「あきつしま」は19日、南中部...

著作権侵害の行為に最高300万円の罰金、2月15日施行の新政令 (23日)

 著作権および関連権の違反に対する行政処分に関する政令第341号/2025/ND-CPが、2月15日に施行される。  同政令では、著作権および関連権分野の違反に対する罰金を規定しており、個人に対する罰金額は最高2...

韓国産業銀行、ハノイ支店の設立認可取得 企業金融など提供へ (23日)

 韓国政府系の韓国産業銀行(Korea Development Bank)はこのほど、ベトナム国家銀行(中央銀行)から、ハノイ支店の設立に関する認可を取得した。  同行はハノイ支店を通じて、投資商品の販売や企業向けの金融...

たばこ被害防止法改正案、電子・加熱式たばこを全面禁止 (23日)

 保健省は、たばこ被害防止法の改正案について意見聴取を実施している。改正案は、公衆衛生の保護を最優先し、電子たばこ・加熱式たばこを中心に規制を大幅に強化する内容となっている。  改正案の重点は、...

ダナン:自由貿易区の開発準備で再定住区・道路事業に着手 (23日)

 南中部地方ダナン市人民委員会は21日、同市の自由貿易区開発プロジェクトに伴う土地収用・立ち退き補償・住民移転の一環として、影響を受ける住民向けの再定住区建設案件を承認した。  再定住区建設案件の...

26年の科目別世界大学ランク、ベトナムの11校が9科目でランクイン (23日)

 英国のタイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Times Higher Education)」が先般発表した「2026年度版の科目別世界大学ランキング(World University Rankin...

ホーチミン:ヘリコプター遊覧ツアー再開、4つのルートで催行 (23日)

 ビナグループ国際旅行(VinaGroup Travel)は20日、ホーチミン市のヘリコプター遊覧ツアーを4つのルートで再開すると発表した。  省・市再編で拡張したホーチミン市は、現代的な都市空間から、ブンタウのビー...

25年12月の対日貿易収支、1401億円の黒字 +33.3%増 (23日)

 日本の財務省が発表した2025年12月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+33.3%増の1400億5200万円の黒字だった。  日本からベトナムへの輸入額は前年同月比+13.7%増の2786億810...

大野精工、ホイアン工場を竣工 ベトナム2拠点目 (23日)

 部品加工事業と機工販売事業を手掛ける大野精工株式会社(愛知県西尾市)は16日、南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のタインハー産業クラスターでホイアン工場を竣工した。同社にとって、ベトナムで2拠点目の工...

昭和産業、ベトナム新工場を竣工 プレミックス製造・販売体制拡大 (23日)

 小麦粉・植物油・糖化製品・二次加工食品などの製造販売を手掛ける昭和産業株式会社(東京都千代田区)は、同社100%子会社である昭和産業インターナショナル・ベトナム(Showa Sangyo International Vietnam、ホ...

スタディスト、ベトナム現地法人をホーチミンに設立 (23日)

 リーンオペレーションの実現を支援する株式会社スタディスト(東京都千代田区)は、全額出資子会社「スタディスト・ベトナム(Studist (Vietnam))」をホーチミン市に設立し、22日より事業を開始した。資本金は26億...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved