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ホーチミン市4区にある高級マンションのエレベーター内で同マンションに住む女児(7歳)が南中部沿岸地方ダナン市人民検察院の元副院長だった男に無理やりキスされた事件について、4区警察は21日、同事件を刑事事件として立件することを明らかにした。
この事件は、ダナン市人民検察院元副院長のグエン・フウ・リン元副院長(61歳、同市ハイチャウ区在住)が、4月1日にホーチミン市4区の高級マンション「ギャラクシー9 (Galaxy 9)」にある娘宅を訪れた際、偶然エレベーターに乗り合わせた女児に抱きついたり、無理やりキスを迫ったりするなどのわいせつ行為を働いたというもの。
これを受けて、同マンション管理委員会は住民の会合で事件について報告した上で、住民から署名を集め、最高人民検察院、ホーチミン市人民委員会、同市人民検察院、4区人民検察院など複数の機関に起訴を求める請願書を提出していた。
リン元副院長の行為は刑事法第146条で規定する「16歳未満の者に対するわいせつ行為」にあたる。リン元副院長は居住地から出ることを禁止されている。
19日に開かれた国会司法委員会の会合では、公安省のレ・クイ・ブオン次官が捜査の進捗について報告した。報告によると、女児は事情聴取で「左の頬に2回キスされた。(男の)左腕を腹部に、右腕を首に回された」と話した。一方、リン元副院長は「ビールを1缶飲んでいた」、「女児が可愛いかったので抱きしめてキスした」と供述している。
女児の保護者はリン元副院長との話し合いで、女児の心理的影響を考慮し事を大きくすべきでないとして和解を決定し、情報を外部に漏らさないよう求めていた。女児の保護者はまた、当局に対してもリン元副院長の責任を追及しないよう要請したという。
これについて、国会司法委員会のレ・ティ・ガー委員長は、「カメラの映像からリン元副院長がキスを強要したことが分かる。児童に対するわいせつ行為は、被害者からの要請が無くても刑事事件として立件することができる」と述べ、ブオン次官もこれに同意した。
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