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韓国・全羅南道(チョルラナムド)でベトナム人の妻(30歳、南中部沿岸地方ニントゥアン省出身)が、韓国人の夫(36歳)から殴る蹴るの暴行を受けて重傷を負った事件で、韓国光州(クァンジュ)地方検察庁木浦(モクポ)支庁は22日、夫を児童福祉法違反の罪で起訴した。
夫は3時間にわたり、妻に対して殴る蹴るの暴行を加え全治4週間以上の負傷を負わせたほか、息子(2歳)に対しては足の裏を釣り竿で叩き精神的な虐待を加えた疑いがかけられている。
検察は息子がまだ韓国国籍を取得していない事実を確認したことから、光州出入国管理事務所と協力して国籍取得の手続きを進めている。また妻の心理面でのケアを進めて社会復帰を支援するほか、経済的な支援や身辺の安全確保のための措置もとっている。