ベトナム経済が発展し中所得国として認定されたことで、世界銀行(WB)やエイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクト(PEPFAR)などの国際機関によるHIV/エイズ防止向け支援金が大幅に削減される見通しだ。22日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
ホーチミン市は過去6年間で、国際機関から年平均1000億ドン(約3億6600万円)のHIV/エイズ防止支援金を受けていたが、来年から50%以上削減される予定だという。同市HIV/エイズ予防委員会によると、HIV感染予防プログラムの資金は大部分を国際機関からの支援に頼っている状態で、毎年、市から拠出される資金は全体の10%に過ぎないという。
この大幅な支援金削減を受けて、同委員会は全国HIV/エイズ予防プロジェクトの草案を政府に提出し、その中で、HIV感染者とエイズ発症者の治療に医療保険基金及び社会保険から資金を拠出すること、HIV感染者を加入者とした専用保険基金の設立などを政府に提案する方針。
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