鶏肉を人目を引く黄色に着色するため、発がんの可能性のある化学物質が使われている。これらの鶏肉は、ハノイ市やホーチミン市の道路沿いの仮設市場などで販売されているようだ。4日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
この着色剤は、コーヒースプーン半分ほどを使うだけで約100羽を着色でき、その後は洗っても色落ちしないため発見される事はないという。ハノイ市ホアンマイ区のロントゥエン市場で鶏肉卸業を営むHさんは、以前サフランで着色していたときはいい色が出なかったが、友人からこの着色剤を使う方法を教わり使うようになったと話した。
ホーチミン市工業大学食品・バイオテクノロジー研究所のダム・サオ・マイ所長によると、この着色剤は「2,4-ジアミノアゾベンゼン・塩酸塩」という工業用着色剤で、染髪剤、ゴム、インクなどの生産に使用されており、膀胱がんなど人の健康に害を及ぼすとして食品への使用は禁止されている。
この着色剤はハノイ市ではホアンキエム区ハンコアイ通り、ホーチミン市では5区のキムビエン市場で、100グラム当たり1万5000ドン(約60円)ほどで簡単に入手できる。
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