ディン・ラ・タン交通運輸相がこのほどグエン・タン・ズン首相に提出した、都市の中心部に個人車両が乗り入れる際の通行料徴収案について、徴収時間と対象車両などが明らかになった。3日付ザンチーが報じた。
同案は、ラッシュアワー時に都市の中心部に乗り入れる車両に対して、通行料を徴収することで、渋滞緩和・交通事故削減・財源確保などに繋げようとするもの。
それによると、料金の徴収時間は、午前6時~8時30分、午後4時~7時(土日・祝日を除く)。徴収対象となる車両は、自動車・二輪車、および三輪車(公用車、路線バスを除く)。二輪車および三輪車の通行料徴収に関しては当面、中央直轄市の5都市((ハノイ市、ホーチミン市、中部ダナン市、北部ハイフォン市、メコンデルタ地方カントー市)にて実施される見通し。
なお、徴収料は1回の乗り入れにつき、定員7人以下の車両が3万ドン(約109円)、定員7人以上の車両が5万ドン(約182円)となる見込み。
・ 自動車・二輪車の通行料金、来年1月から徴収開始 (2012/11/06)
・ 交通運輸省、「個人車両制限費」の徴収を提案 (2012/03/26)
・ ホーチミン:5つの個人用車両抑制策を実施へ (2012/03/02)
・ 個人車両の通行料徴収案、首相が詳しい報告求める (2012/02/24)
・ 交通運輸省、個人車両通行料の徴収を提案 (2012/01/04)

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