ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

メトロ工事現場鉄筋落下事故、タン交通運輸相が関連企業の責任追及

2014/11/11 08:09 JST配信
(C) giaothongvantai
(C) giaothongvantai

 ディン・ラ・タン交通運輸相は7日、6日午前にハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)第3タインスアン駅高架工事現場で建設資材の鉄筋が道路に落下し通行人5人が死傷した事故について関連機関と緊急会議を開き、関連企業の責任を厳しく追及した。

 タン交通運輸相は、「ゼネコンは中国鉄道第6局有限会社だが、事故発生現場で作業を行っているのは地場系の第1工事建設総公社(第1シエンコ:CIENCO1)傘下の第17橋梁工事社。よって第1シエンコが直接的な責任を負うべき」と指摘。

 また、タン交通運輸相は事故の連絡を受けてすぐ、第1シエンコのファム・ズン会長に対し現場へ急行して事故処理に協力するよう電話をかけたにも関わらず、ズン会長は会議中であることを理由に現場へは行かず、第1シエンコの労働組合長と第17橋梁工事社の責任者を派遣しただけだったという。

 これについてタン交通運輸相は、「死者が出ているにも関わらず会議を続けていた第1シエンコの会長は責任感が欠如し過ぎている。第1シエンコは株式会社化されたため直接的に処分することはできないが、同会長を厳しく処分するよう同社の取締役会に求める」とコメントした。

 これに対しズン会長は、「状況の深刻さを十分に認識していなかった。会議が終わった後すぐに現場へ向かい事故処理に協力し、病院を訪れて被害者らを慰問した。今回の件は教訓として受け止め、処分も受け入れる」と述べた。

[Giao thong van tai等, 16:31 (GMT+7) 07/11/2014, A].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ビンファストオート、ボッシュと充電ステーション利用で提携 (4:46)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社で、米ナスダック証券取引所(NASDAQ)上場の電気自動車(EV)メーカー、ビンファストオート(VinFast Auto=VFS)

劇場版ハイキュー‼、ベトナムで5月17日公開 (4:27)

 古舘春一の人気バレーボールマンガを原作とするアニメ「ハイキュー‼」の新作映画「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦(Haikyu!!: Tran Chien Bai Phe Lieu)」が、5月17日にベトナム全国の映画館で...

明治大学理工学部、ベトナムの数学研究所と協力協定を締結 (3:36)

 明治大学理工学部は13日、ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の数学研究所(IMVAST)との間で、協力協定を締結した。  IMVASTは1969年の設立。60人以上の博士学位を持つ教員(研究員含む)と60人程度の大学院生(...

ディエンビエンフーの戦場で恋に落ちた兵士と少女の物語 (12日)

 2024年5月7日、ディエンビエンフー戦勝記念日70周年(1954年5月7日~2024年5月7日)を迎えた。  ディエンビエンフーの戦いは、1954年3月から5月にかけて、当時のフランス領インドシナのディエンビエンフー(西...

ハノイ:「Ninja Magic Show」開催、5月17日~26日 (2:14)

 日本人として初めてラスベガス長期単独公演を実現したイリュージョンマジックアーティスト「Ai and Yuki」を含む日本人アーティストらが、ハノイ市ハイバーチュン区の中央サーカス劇場(67-69 Tran Nhan Tong, p...

共産党、序列5位の書記局常務を解任 越日友好議員連盟会長とし.. (16日)

 ベトナム共産党中央執行委員会は16日に会議を開き、本人からの希望を受けて、チュオン・ティ・マイ女史の政治局員・中央執行委員・書記局常務・中央組織委員長としての職を解任することを決定した。  中央...

気候変動の対策怠れば50年にGDPの14.5%失う恐れ (16日)

 もし気候変動に適切な対応策を取らなければ、ベトナムは2030年に100万人が極度の貧困に陥り、2050年には国内総生産(GDP)の12~14.5%を失う恐れがある。  13日に開かれた気候変動をテーマとするセミナーで...

ホーチミン市、韓国サムスンE&Aと廃水処理で協力へ (16日)

 ホーチミン市資源環境局は、エンジニアリング・調達・建設・プロジェクト管理(EPC&PM)を手掛ける韓国のサムスンE&A(Samsung E&A、旧社名:サムスンエンジニアリング)との間で、廃水処理分野における協力に関す...

ハノイ:美容注射で誤って洗顔料を注射 (16日)

 ハノイ市バックマイ病院中毒センターは12日、スパで美容注射を受けようとした女性が、誤って洗顔料を注射される事故があったことを発表した。  北部紅河デルタ地方タイビン省に住む24歳の女性は、7日夜に洗...

日本の林野庁とベトナムの林業局、協力覚書に署名 (16日)

 日本の林野庁とベトナム農業農村開発省傘下の林業局は14日、「森林及び林業分野における協力覚書」に署名した。  これは、持続可能な森林経営と森林資源の有効活用の推進を通じて、カーボンニュートラルに...

ホーチミンの埋め立て地にゴルフリゾート造成へ、韓国企業が推進 (16日)

 韓国の不動産会社であるDSパートナーズ(DS Partners)は、ホーチミン市にある90万m2規模の埋め立て地にゴルフリゾートを建設する。  着工は10月の予定だ。建設予定地は、タンソンニャット国際空港から約10km...

資源環境省、国家環境観測ネットワーク運営センターを落成 (16日)

 資源環境省は14日、ハノイ市バックトゥーリエム区で国家環境観測ネットワーク情報データ統合処理運営センターの落成式を行った。  同センターは、自動環境観測データ管理ソフトウェアを通じて、全国63省・...

オフショア開発の地場オミネクスト、大阪に新オフィス開設 (16日)

 日本向けのシステム開発に特化したベトナムのオフショア開発企業であるオミネクスト(Ominext、ハノイ市)は15日、事業拡大の一環として、大阪に新オフィスを開設した。  新オフィスを開発センターおよびビジ...

Green Carbon、ゲアン省でカーボンクレジット事業展開を推進 (16日)

 カーボンクレジット創出販売や農業、環境などの事業を手掛けるGreen Carbon株式会社(東京都港区)はこのほど、北中部地方ゲアン省農業農村開発局傘下のゲアン農業市場フォーラム(AMPF)との間で、農業由来の脱炭...

ベトナムの電動バイク・EV販売台数、36年に250万台へ (16日)

 香港上海銀行(HSBC)が先般発表したレポートによると、ベトナムの電動バイクと電気自動車(EV)の販売台数の合計は2024年に100万台弱に増加し、2036年までには250万台超に達するものと見込まれる。  HSBCは、...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2024 All Rights Reserved