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公安省の通達57号/2015/TT-BCAによると、2016年1月6日から4~9人乗り乗用車への消火器設置が義務付けされる。ただし、まだ不明確な部分も多い。
消火器を設置していない、または消火器を設置しているが使用期限が過ぎている場合、乗用車は車両の登録検査で合格しないのか、という点について、ホーチミン市内のいくつかの登録検査センターでは不合格との見解だったが、ベトナム登録検査局の幹部は、運転手に設置するよう注意するだけで、不合格にはしないと話した。
警察が検査で消火器を設置していない車を発見した場合、罰金を科すことができるのか。ホーチミン市警察道路鉄道交通警察課によると、通達57号の罰則に関する文書はまだ受け取っていないという。
また、通達では消火器の設置場所について「目にしやすく取り出しやすい場所」としか定めておらず、具体的に示していない。あるドライバーは「トランクや後部座席に置いたら罰されるのだろうか」と疑問を投げ掛けた。
なお10人乗り以上の自動車については、既に消火器の設置が義務付けられている。