ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

身元不明戦没者遺骨DNA鑑定センターが開業、ベトナム科学技術研究所

2019/07/30 14:40 JST配信
(C) baochinhphu
(C) baochinhphu 写真の拡大.

 ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下バイオテクノロジー研究所はこのほど、身元不明戦没者遺骨DNA鑑定センターを正式に開業した。ブー・ドゥック・ダム副首相も開業式典に出席した。

 全国の戦死者墓地では、多くの戦争烈士(戦死した軍人・従軍者)の遺骨が「無名烈士」と墓石に記されて埋葬されており、遺族を特定できないままとなっている。

 同センターは、バイオテクノロジー研究所の戦没者遺骨DNA鑑定の内部組織を格上げしたもので、遺族が遺骨を引き取ることができるよう、身元不明の戦争烈士のDNA鑑定を行う。

 バイオテクノロジー研究所は2000年から2011年までに戦争烈士の遺骨1000柱近くのDNA鑑定を行い、このうち800柱以上の身元を特定した。2011年から2015年にかけては1年当たり約400柱の身元を確認した。

 グエン・タン・ズン前首相は2015年、VASTと国防省軍隊法医研究所、公安省刑事科学研究所の3機関に対し、身元不明戦没者遺骨DNA鑑定センターの設立を指導した。1か所あたりの投資総額は2000億VND(約9億4000万円)。年に遺骨4000柱の鑑定を可能とすることを目標に掲げている。

 なお、7月27日は国のために戦闘に貢献した英雄烈士や傷病兵を敬う「傷病兵・烈士の日」にあたり、全国各地で功労を称えるための活動が行われた。

【関連記事】

ベトナム人行方不明者の遺骨DNA鑑定、新研究室が開所 米国援助 (2025/07/15)
51年前に戦死した兵士2人の遺骨の身元判明、薬瓶内の紙片で (2023/12/25)
米国、ベトナムの戦没者遺骨DNA鑑定能力向上を支援へ (2023/07/27)
遺伝子分析によるヘルスケアサービス、ビンメックと韓国企業が契約 (2020/12/08)
身元不明戦没者のDNA鑑定結果引き渡し、遺骨669柱を遺族のサンプルと照合 (2020/07/30)
越米、ベトナム戦争時の行方不明兵の遺骨特定で協力 (2020/07/13)
同じ名前と生年月日の亡き息子たち、2人の老母が訪れる共同墓 (2019/10/05)
戦死者・戦死者墓地の情報提供サイトを開設 (2017/12/28)

[Baochinhphu 17:59 25/07/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
国家賃金審議会、27年の地域別最低賃金+7.8%引き上げ案で合意 (6:56)

 国家賃金審議会は16日、2027年の地域別最低賃金について協議する第2回会合を開催し、平均で+7.8%引き上げる案を全会一致で採択した。この引き上げ案は政府に提出され、承認されれば2027年1月1日から適用される...

外国人一時滞在申告の新通達、宿泊施設に到着時の即時申告を義務化 (6:30)

 公安省は、ベトナムにおける外国人の一時滞在情報の申告・受領方法を定めた通達第87号/2026/TT-BCAを発出した。同通達は7月24日に施行され、既存の通達第53号/2016/TT-BCAに代わるものとなる。 一時滞在申告...

トゥエンクアン省の試験不正、首相が処分指示 合格結果を取り消し (5:21)

 東北部地方トゥエンクアン省における2026年高校卒業試験の数学試験での不正事件で、同省警察は15日、トゥエンクアン英才高校の校長であるグエン・ティ・ハン容疑者ら7人を刑事法第356条に規定する公務執行上の...

ハノイのインフラ開発、土地収用で削られた家と住民の不便な暮らし (12日)

 ハノイ市では、多くの重点交通インフラ事業が一斉に進められており、都市の姿が変わりつつある。土地収用に伴い敷地の一部を引き渡した結果、多くの家屋の一部が取り壊され、市中心部には壁や部屋がむき出しに...

ホーチミン、26年に科学技術・DX分野へ780億円投資 (5:01)

 ホーチミン市は2026年に、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)分野に12兆7050億VND(約780億円)を投じる計画だ。同市共産党委員会のチャン・ルウ・クアン書記らが主催した1~6月の...

ハノイ:道路・通り51路線を新たに命名、5路線の延長区間も決定 (4:07)

 ハノイ市人民評議会は15日の定例会合で、市内の道路や公共施設の名称に関する新たな決議を可決した。  同決議に基づき、市内の道路・通り51路線が新たに命名され、既存の5路線について延長区間が決定した。...

ホーチミン:メトロ・ベンタイン駅にパブリックアート空間が誕生 (3:55)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線のベンタイン駅で15日、駅構内を彩るパブリックアート装飾プロジェクトの落成式が開催された。  このプロジェクトは、同市メトロ1号線の運営会社であるホーチミン市メト...

ホーブ、ベトナムで四季成り性イチゴの試験栽培へ ちとせと提携 (2:45)

 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)は、ちとせグループの企業であるちとせアグリカルチャー(Chitose Agriculture)と、ベトナムでのイチゴの普及拡大に向けた試験栽培に関...

雪印メグミルク、ベトナムでプロセスチーズ新工場を稼働開始 (16日)

 雪印メグミルク株式会社(東京都港区)の子会社である雪印メグミルクベトナム(MEGMILK SNOW BRAND VIETNAM)は9日、南部地方タイニン省(旧ロンアン省)に新設したプロセスチーズ工場でオープニングセレモニーを開催...

26年6月の訪日ベトナム人数5.6万人、6月として過去最高に (16日)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年6月の訪日ベトナム人数は前年同月比+6.7%増の5万6500人となり、6月として過去最高を記録した。1~6月期の累計では、前年同期比+8.7%増の39万6500...

米国向けコンテナ運賃が前年同期比2倍に、アジアへシフト加速 (16日)

 ベトナム発の米国および欧州向けの海上コンテナ運賃が急騰し、国内の輸出企業の利益を大きく圧迫している。米国の関税引き上げを懸念した駆け込み需要や、中東情勢による運航コスト上昇が主な要因だ。 米国...

国際運転免許証の新規定が施行、外国人の申請書類など明確化 (16日)

 公安省は、運転免許証の試験、発給、交換、回収および国際運転免許証(International Driving Permit=IDP)の発給・使用に関する通達第108号/2026/TT-BCAを発出した。同通達は7月1日に施行された。  同通達...

アジアパイルHD、越コンクリート製造会社の連結子会社化完了 (16日)

 総合基礎建設会社のアジアパイルホールディングス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの連結子会社を通じて、持分法適用関連会社で遠心成形コンクリート製品の製造・販売を手掛けるトゥードゥック・ロンアン遠...

東南アジアのAI利用状況、ベトナムは学習分野で域内トップ (16日)

 インターネット検索大手の米グーグル(Google)がこのほど発表した、東南アジアにおける人工知能(AI)「ジェミニ(Gemini)」の利用状況に関する報告書によると、ベトナムは学習目的の利用割合で域内トップに立って...

ダイヤ密輸事件、有名宝飾店社長ら4人を追加立件 計31人に (16日)

 北中部地方タインホア省警察は、刑事法第188条の密輸容疑でホーチミン市の有名宝飾店の社長3人と鑑定会社のスタッフ1人の計4人を新たに立件したと発表した。同省警察が捜査中の大規模なダイヤモンド密輸事件の...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved