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ホーチミン市小児病院で15日、1歳の結合双生児の分離手術が行われた。分離手術と泌尿器系や消化器系、骨盤などの再建手術と合わせて12時間に及ぶ手術の末に、赤ちゃん2人は無事に分離された。2人は腹部と骨盤部が結合し、臍帯を共有していた。
手術を受けたのは、ホーチミン市9区に住む女性から産まれた結合双生児。出生時の体重は2人合わせて3.2kgだった。
女性は妊娠中に同市フンブオン産婦人科病院で超音波検査を受けたところ、胎児が結合双生児であることがわかった。赤ちゃん2人は同病院で帝王切開により産まれ、直後にホーチミン市小児病院に移送された。以来、ホーチミン市小児病院で継続的に検査を受けていた。
術後の2人の容態は安定しているという。