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建築学を専攻するハノイ市の男子大学生グエン・ダック・チュンさん(22歳)が映画「バットマン」に登場する特殊車両「バットモービル」を自作した。
ベトナムでは、ユニークな改造車が珍しくないが、殆どは二輪車であり、四輪車の改造車は稀だ。チュンさんは、「バットマン」の大ファンで、以前から「バットモービル」を自分の手で作ってみたいと思っており、ついにその夢をかなえた。
大学生の手作りということで、プロの仕事ではないものの、努力の結晶を目の当たりにした人々からの評判は上々だ。建築学を専攻しているだけあって、設計と材料にはこだわっており、「バットモービル」のイメージを見事に再現している。
印象的な巨大なタイヤは米国と韓国から取り寄せた。制作に10か月を費やして現時点で9割の完成度。既に製作費は約5億VND(233万円)に上っている。因みに、チョンさんはコスプレ衣装の制作も手掛けており、「バットモービル」の制作費は全てその売上から捻出したという。