ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

シンガポールやドバイなど、ベトナムから隔離なしで入国できる国々

2020/10/05 15:02 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大

 現在、ベトナムから入国する場合に14日間の隔離措置なしで入国できる幾つかの国を紹介する。最も近いところでは、10月8日からシンガポールがベトナムから訪れる旅客に対する入国制限を解除すると発表した。10月1日からエア・トラベル・パス(ATP)の受付を開始しており、空港到着時のPCR検査で陰性が確認されれば、そのまま入国可能。入国予定日の7日~30日前までの間はATPの申請料金が無料となる。

 モルディブでは7月15日から外国人観光客の受け入れを再開。対象となっているのは、リゾート島や無人島にあるホテルに宿泊する旅客で、入国には観光省が認定した宿泊施設の事前予約が必要。モルディブ政府は当初、新型コロナの陰性証明書の提示を求めていなかったが、感染者が増えたことで、9月11日から陰性証明書の提示要請を開始した。

 ドバイでは、さらに早い7月7日の段階で外国人観光客の受け入れを再開。入国の際は、出発4日前までに実施したPCR検査の陰性証明書の提示が必要。空港到着時に特に症状がなければ隔離措置なしで入国できる。

 南アフリカ共和国では10月1日からハイリスク国以外からの外国人観光客受け入れを再開。この中にはベトナムも含まれ、入国には出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書が必要とされる。また、海外旅行保険の加入も推奨されている。

 タンザニアでは6月以降、海外からの入国者に隔離を強制していないが、検温やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの実施を継続している。9月15日にはPCR検査の陰性証明書の提示も必要なくなったが、規定は頻繁に変更されるため、事前確認が必要。

 感染者多数のブラジルでは、あらゆる地域からの入国に制限を設けておらず、入国者に対する隔離も実施していない。入国時に求められるのは、有効なビザ、海外旅行保険、検温のみ。また、コロンビアでも10月1日以降、空路で入国する旅客に対して、出発前96時間以内に実施されたPCR検査の陰性証明書が提示できる場合に隔離措置を行わないことになった。ただし、オンライン健康申告と定期的な健康状態の報告が必要。

 英国では、60か国・地域余りから成る新型コロナ低リスク国のリストを発表。この中には、ベトナム、日本、韓国、香港、台湾、マカオなどが含まれる。10月7日以降、低リスク国から2週間以内に第3国を経由せず英国に入国する旅客に対して隔離を実施しないことになった。

[Vnexpress 08:09 2/10/2020, U].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
アップル製品の生産拠点数、ベトナムが世界4位 東南ア最多 (16:55)

 米アップル社(Apple)がサプライチェーンの多様化に注力している中、依然として中国が同社最大の生産拠点となっているが、ベトナムでも生産拠点数が大幅に増えており、主要生産拠点の1つになっていることが同社...

中国、南シナ海で3か月間の漁獲禁止を発表 ベトナム外務省が抗議 (16:53)

 中国は、5月1日から約3か月間にわたり南シナ海での漁獲を禁止すると発表した。漁獲禁止が適用される範囲には、ベトナムが領有権を主張する南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)周辺海...

ハノイ:行政区再編計画を承認、ホアンキエム区の合併なし (16:52)

 ハノイ市人民委員会は25日、2023~2025年の行政区再編計画を承認した。これにより、ホアンキエム区の合併はせず、郡レベル(郡・区・町=thi xa)の行政区の数を現在の30で据え置くことで一致した。  計画に...

10代で結婚、30代で孫の世話…連鎖する児童婚 (21日)

 他に人のいない家の中で、タオ・バン・ポーさん(男性・36歳)が子供をあやして泣き止ませようとしている。一見、ポーさんが自分の子供をあやしているのかと思いきや、実はこの子供はポーさんの「孫」だ。  ...

授業料返還渋る英語学校エーパックス運営会社に56万円の罰金処分 (16:46)

 国家証券委員会(SSC)は、情報公開規定に違反したとして、英語学校「エーパックス・リーダーズ(Apax Leaders)」を運営するエーパックス投資ホールディングス[IBC](Apax Holdings)に9

双日、地場SaaS企業のフィンベトに出資 (15:45)

 双日株式会社(東京都千代田区)は、ベトナムで主流となっている家族経営を中心とした小規模小売店の受発注管理やキャッシュレス決済用のスマートフォンアプリなどを手掛けるSaaS企業のフィンベトテクノロジー(Fi...

三菱重工、ベトナム現地法人を設立 駐在員事務所の機能を大幅強化 (15:42)

 三菱重工業株式会社(東京都千代田区)は、ベトナム現地法人「ベトナム三菱重工業(MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES VIETNAM)」を設立し、このほど本格活動を開始した。ハノイ市バーディン区に本社、ホーチミン市1区...

南北高速道路、カムラム~ビンハオ区間が開通 投資総額540億円 (14:34)

 南北高速道路の東側路線建設工事の一部である南中部沿岸地方カインホア省カムラム~南中部沿岸地方ビントゥアン省ビンハオ(Cam Lam~Vinh Hao)区間が26日午前に開通した。  同区間は全長78kmで、官民パート...

国家ハラール認証センター設立、イスラム圏への輸出強化目指す (13:30)

 科学技術省品質測定基準総局傘下の適合認証センター(Vietnam Certification Centre=QUACERT)は24日、国家ハラール認証センター(HALCERT)の設立発表式典を開催した。  ハラール認証は、「イスラム法の定め...

大同工業、ベトナム子会社を増資 生産体制整備 (13:26)

 二輪車及び四輪車部品、産業機械部品などの製造・販売を手掛ける大同工業株式会社(石川県加賀市)は、同社が100%出資するベトナム子会社のD.I.Dベトナム(D.I.D Vietnam=DVN、北部紅河デルタ地方フンイエン省)...

半導体産業人材育成に1600億円投入へ、計画投資省報告 (6:22)

 ファム・ミン・チン首相は24日にハノイ市で開催された「半導体産業人材育成に関する会議」で、半導体人材育成制度を整備し、優遇的かつ具体的な仕組み・政策を策定することを指導し、教育施設や実験室、製作所...

中国人率いる違法高利貸しルートの元締めに有罪判決、年利2346% (6:01)

 南中部沿岸地方クアンナム省人民裁判所は25日、中国人率いる高利貸し・債権回収の取り立てルートの被告40人に有罪判決を下した。被告は、元締めの中国人3人と共犯のベトナム人37人。  ルー・ワン被告(37歳)...

ベトナムの「ロト6」で過去最高の当選額、賞金19億円 (5:20)

 財政省傘下のベトナムコンピュータ宝くじ社(ベトロト=Vietlott)はホーチミン市で23日、数字選択式宝くじ「パワー6/55(Power 6/55)」の抽選で特賞(Jackpot 1賞)に当選した幸運な男性2人に当選金を授与した。賞...

地場飲料大手会長親子の資産横領事件、元会長に禁固8年の判決 (5:02)

 地場大手飲料メーカーのタンヒエップファット商業サービス社(Tan Hiep Phat)のチャン・クイ・タイン元会長 兼 社長(男・71歳)とその娘2人の計3人が、企業経営者など複数の個人から不動産開発用地を不正取得した...

FPT、米国国際開発庁とクリーンエネ促進で提携 (4:29)

 FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、米国国際開発庁(USAID)との間で、クリーンエネルギーの促進に向けた「ベトナム低排出エネルギープログラムII(V-LEEP II)」に関する

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2024 All Rights Reserved