![]() (C) tuoitre ![]() |
ホーチミン共産青年同盟(青年団)中央執行委員会は12月29日、故郷でテト(旧正月)を迎えるため日本から帰国した196人をハノイ市ノイバイ国際空港で迎えた。今年の海外からの帰郷支援プログラムでは、日本からベトナムへ帰国する航空券代の全額補助に加えて、テト明けに日本に学習や仕事のために戻る航空券代が50%補助される。
数年ぶりに帰国した人も多い。日本の機械工場で働き、3年ぶりの帰国になるというクアンさんは、日本では生活に十分な給料を得ているとしながらも、「日本で妻子と暮らしています。妻の仕事が不安定で、子供も生後15か月で家計は大変です。3年ぶりにベトナムでテトを迎えます。このプログラムのおかげであたたかい春が迎えられそうです」と話した。
中央執行委員会のクー・ドゥック・クアン副事務局長は、テトの帰郷支援プログラムとして日本で生活する学生・労働者を対象に航空券代を往復補助する形で実施するのは初めてとしたうえで、「困難を少しでも分かち合い、家族のそばで、楽しく、あたたかいテトを迎えてもらえれば」と話した。
今年の帰郷支援プログラムでは国際線について1932件の応募があり、このなかから、長年帰国しておらず、困難な環境にある学生や労働者196人が選ばれた。