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ハノイ市農業環境局は6月30日、同市人民評議会で承認された環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案の詳細を発表した。7月1日からホアンキエム街区の一部で試験的に運用し、段階的に規制対象を拡大していく方針だ。
第1段階の規制内容
7月1日から年末までの第1段階では、ホアンキエム街区のエリア1とエリア2で試験運用を開始する。
エリア1の適用範囲は、ホアンキエム湖周辺の歩行者天国、旧市街、およびホアンキエム街区のナイトマーケット内の道路となる。境界線は、チャンティエン(Trang Tien)通り~ハンカイ(Hang Khay)通り~レタイトー(Le Thai To)通り~ハンダオ(Hang Dao)通り~ハンガン(Hang Ngang)通り~ハンブオム(Hang Buom)通り~マーマイ(Ma May)通り~ハンバック(Hang Bac)通り~ハンマム(Hang Mam)通り~グエンフウフアン(Nguyen Huu Huan)通り~リータイトー(Ly Thai To)通り~ゴクエン(Ngo Quyen)通りの12本の通りで構成される。
エリア1の交通規制について、国防省および公安省の管理下にある車両を除き、毎週末(金~日曜日)の19時から24時まで、すべてのバイク、原動機付自転車、各種自動車の乗り入れを禁止する。
エリア2の適用範囲は、境界線となる通りに囲まれた旧市街およびホアンキエム湖周辺の内側エリアとなる。境界線は、チャンティー(Trang Thi)通り~トニュオム(Tho Nhuom)通り(チャンティー通り~ハンボン(Hang Bong)通り区間)~ハンボン通り(トニュオム通り~フンフン(Phung Hung)通り区間)~フンフン通り(ハンボン通り~レバンリン(Le Van Linh)通り区間、およびレバンリン通り~ファンディンフン(Phan Dinh Phung)通り区間)~ファンディンフン通り(フンフン通り~ハンダウ(Hang Dau)通り区間)~ハンダウ通り~チャンニャットズアット(Tran Nhat Duat)通り~チャンクアンカイ(Tran Quang Khai)通り~チャンティエン(Trang Tien)通り~ハンカイ通りを結ぶルートとなる。
エリア2の交通規制については、化石燃料を使用する旅客輸送用自動車(国防省および公安省が管理する車両を除く)を対象とする。毎日のラッシュアワー(6時~9時、16時~19時30分)に、16席を超える自動車(バスおよびスクールバスを除く)の乗り入れを禁止する。また、同時間帯には、境界線となる通りで、バスおよびスクールバスを除く16席超の自動車の駐停車を禁止する。

代替交通とインフラ整備
規制に伴う移動への影響を軽減するため、同市建設局は対象地域周辺に220か所の駐車場を整備している。さらに、ロンビエンやチャンカットチャンなどにパークアンドライド駐車場(乗り継ぎ駐車場)を設け、個人車両から公共交通機関への乗り換えを促す。
ハノイ市は公共交通への移行支援として、7月1日から1年間、環状1号線内を運行するバスの運賃を無料化する。
2027年からの第2段階ではクアナム街区などへと範囲を広げ、配車アプリ向けのガソリンバイクの乗り入れを全面禁止する。
2028年からの第3段階では環状1号線全域で、排出基準を満たしていない個人所有のバイクの乗り入れも禁止する。同市は2030年までに約1兆0450億VND(約65億円)を投じて、貧困世帯による環境対応車への買い替えに対し、最大2000万VND(約12万3000円)を支援する。
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