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チンさんの店は、ベンタイン街区のナイトツアーの立ち寄り先にも含まれている。このツアーは、夜間経済(ナイトタイムエコノミー)の促進と、長年守られてきた文化的価値の保存を目的として、ホーチミン市が打ち出した観光商品だ。
ハノイ市から訪れたという観光客のフオン・ランさん(女性)は、暑い中で市場を散策した後、初めてこのチェー店に立ち寄った。ランさんは、同行した友人2人とともに、ミックスチェー2つとバジルシード入りのハスの実のチェー1つを注文した。「清潔なレイアウトと居心地の良さが印象的でした」とランさんは話す。
現在、ベンタイン市場前の広場は、建築遺産を保存するため、総額1450億VND(約8億6000万円)を投じて改修する計画が提案されている。こうした中、チンさんの店のような老舗の屋台は、客を引き留める上で重要な役割を担っている。チンさんは、「市場で商いを続けるように」という母親の言葉を守り、支店を出したり、他のところへ移転したりするつもりはないと話す。
定年を迎える年齢になっても、チンさんは毎朝、1つ1つの鍋に心を込めてチェーを作っている。将来は孫娘に店を任せ、ホーチミン市中心部の食文化の伝統を継承してもらいたいと考えている。
「あと5~10年で引退して、チェー店は孫娘に任せて、貯めたお金で旅行を楽しみたいと思っています」とチンさんは語った。
・ ハノイで愛されて20年、老婆が営むキャッサバチェーの露店 (2023/12/24)
・ ホイアン名物の黒胡麻チェー、107歳の店主が子供に引き継ぐ「遺産」 (2022/04/03)

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