日本の法務省入国管理局が発表した2018年6月末時点における在留外国人数に関する統計(速報値)によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は29万1494人で、2017年末時点の26万2405人と比べて+11.1%(+2万9089人)増加した。
在留ベトナム人の構成比は全体の11.1%で、国籍・地域別で中国の74万1656人、韓国の45万2701人に次いで第3位に立っている。在留ベトナム人数は、2008年末の4万0524人から約7.2倍に増加している。
在留外国人の総数は263万7251人で、2017年末時点の256万1848人と比べて+2.9%(+7万5403人)増加し、過去最高となった。このうち中長期在留者数が231万1061人、特別永住者数が32万6190人となっている。
在留ベトナム人数を在留資格別で見ると、29万1494人のうち特別永住者が2人、中長期在留者が29万1492人だった。
中長期在留者のうち、◇技能実習:13万4139人(前年末比+8.6%増)、◇留学:8万0683人(同+11.6%増)、◇技術・人文知識・国際業務:2万8722人(同+30.3%増)、◇永住者:1万5374人(同+3.1%増)、◇家族滞在:1万3129人(同+18.2%増)、◇特定活動:5745人(同+2.1%増)、◇定住者:5483人(同+0.6%増)、◇日本人の配偶者等:3519人(同+11.2%増)、◇その他:4698人(同+10.2%増)となっている。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数は以下の通り。
◇中国:74万1656人(前年末比+1.5%増)
◇韓国:45万2701人(同+0.5%増)
◇ベトナム:29万1494人(同+11.1%増)
◇フィリピン:26万6803人(同+2.4%増)
◇ブラジル:19万6781人(同+2.8%増)
◇ネパール:8万5321人(同+6.6%増)
◇台湾:5万8456人(同+3.1%増)
◇米国:5万6834人(同+2.0%増)
◇インドネシア:5万1881人(同+3.8%増)
◇タイ:5万1003人(同+1.6%増)
◇その他:38万4321人(同+2.9%増)