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日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2020年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は42万0415人で、2019年末時点と比べて+2.1%(+8447人)増加し、過去最高を更新した。上位10か国のうち前年末比で人数が増加したのはベトナムのみ。
在留ベトナム人の構成比は全体の14.6%で、国籍・地域別で中国の78万6830人(構成比27.3%)、韓国の43万5459人(同15.1%)に次いで第3位に立っている。在留ベトナム人数は、2008年末の4万0524人から約10.4倍に増加している。
在留ベトナム人42万0415人のうち中長期在留者が42万0412人、特別永住者が3人。中長期在留者の在留資格は、◇技能実習:21万9501人(前年末比+0.4%増)、◇留学:6万5818人(同▲17.0%減)、◇技術・人文知識・国際業務:5万8471人(同+13.1%増)、◇家族滞在:2万3528人(同+8.9%増)、◇永住者:1万7791人(同+3.5%増)、◇特定活動:1万5041人(同+136.9%増)、◇定住者:5653人(同+0.1%増)、◇日本人の配偶者等:4758人(同+3.4%増)、◇その他:9851人(同+44.0%増)となっている。
在留外国人の総数は288万5904人で、2019年末時点と比べて▲1.6%(4万7233人)減少した。このうち中長期在留者数が257万6622人、特別永住者数が30万9282人となっている。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数、増減は以下の通り。
◇中国:78万6830人(前年末比▲3.3%減)
◇韓国:43万5459人(同▲2.4%減)
◇ベトナム:42万0415人(同+2.1%増)
◇フィリピン:28万2023人(同▲0.3%減)
◇ブラジル:21万1178人(同▲0.2%減)
◇ネパール:9万5367人(同▲1.5%減)
◇インドネシア:6万6084人(同▲1.2%減)
◇台湾:5万9934人(同▲7.5%減)
◇米国:5万7214人(同▲3.3%減)
◇タイ:5万3344人(同▲2.7%減)