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日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2021年末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は43万2934人で、2020年末時点と比べて▲3.4%減少した。
在留ベトナム人の構成比は全体の15.7%で、国籍・地域別で中国の71万6606人(構成比26.0%)に次いで2位となった。在留ベトナム人数は、2011年末の4万4444人から約9.7倍に増加している。
在留ベトナム人43万2934人のうち中長期在留者が43万2930人、特別永住者が4人。中長期在留者の在留資格は以下の通り。
◇技能実習:16万0563人(前年末比▲41.2%減)
◇技術・人文知識・国際業務:6万4200人(同▲8.4%減)
◇特定活動:5万9847人(同▲7.8%減)
◇留学:4万6403人(同▲22.9%減)
◇家族滞在:3万1351人(同▲9.3%減)
◇永住者:2万0206人(同+4.7%増)
◇定住者:5783人(同▲3.0%減)
◇日本人の配偶者等:5435人(同▲6.1%減)
◇その他:3万9142人(同▲2.3%減)
在留外国人の総数は276万0635人で、2020年末時点と比べて▲4.4%減少した。このうち中長期在留者数が246万4219人、特別永住者数が29万6416人となっている。在留カードおよび特別永住者証明書上に表記された国籍・地域の数は194(無国籍を除く)。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数、増減は以下の通り。なお、上位10か国のうち前年末比で人数が増加したのはネパールのみ。
◇中国:71万6606人(前年末比▲7.9%減)
◇ベトナム:43万2934人(同▲3.4%減)
◇韓国:40万9855人(同▲4.0%減)
◇フィリピン:27万6615人(同▲1.1%減)
◇ブラジル:20万4879人(同▲1.8%減)
◇ネパール:9万7109人(同+1.2%増)
◇インドネシア:5万9820人(同▲10.5%減)
◇米国:5万4162人(同▲2.9%減)
◇台湾:5万1191人(同▲8.4%減)
◇タイ:5万0324人(同▲5.7%減)