サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)と都市住宅開発不動産経営株式会社(HDリアル)は東京で25日、ホーチミン市人民委員会、ベトナム観光総局、ベトナム商工会議所(VCCI)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)ホーチミン市事務所と協力し、「ベトナム不動産投資 - 魅力的観光地」と題したセミナーを開催した。2日付HDリアルウェブサイトが報じた。
このセミナーは日本企業によるベトナム不動産市場への投資の誘致を目的としたもので、伴野豊外務副大臣、民主党山口壮・日越友好議員連盟会長、日本ベトナム議員連盟幹事長、参議院議員のほか、みずほ銀行や日本政策投資銀行(DBJ)などの日本金融大手などの代表者らが参加した。
同フォーラムでサイゴンツーリストとHDリアルはベトナム観光業界及び観光不動産市場を紹介し、 「シー・スター・スイート」や「サイゴン・カムラン」、など自社が実施する代表的な案件を紹介し、セミナーに参加した投資家の多くがベトナム観光不動産市場に興味を示した。
また、HDリアルは日本側パートナーから1400万ドル(約11億8000万円)で、ホーチミン市1区グエンズー通り101番地にある「ガーデン・ビュー・コート」ビルの株式66%を取得することを明らかにした。