![]() (C) dantri ![]() |
国道1号線の一部であり、ハノイ市と東北部地方バクザン省を通過するハノイ~バクザン間高速道路で17日から、ノンストップ自動料金収受システム(Electronic Toll Collection System=ETC)による通行料金徴収が開始された。
これにより、専用の設備を取り付けた車両はETCゲートの利用が可能となる。設備を取り付けていない車両は、従来のゲートで現金により通行料金を支払うことができる。投資主によると、同高速道路の1日当たりの交通量は約2万7000台だという。
10月中旬の時点で、同高速道路を含めてBOT(建設・運営・譲渡)方式で展開されている道路の通行料金徴収所13か所でETCによる通行料金徴収が行われている。また、専用の設備を取り付けた車両の台数は25万台となっている。
交通運輸省傘下道路総局は、ETCによる通行料金徴収が現金支払いによる交通渋滞を緩和し、交通量に関する虚偽報告を防止するだけでなく、時間と燃料の節約を同時に実現できるとして、投資主に対してETCによる通行料金徴収を義務付ける方針を示している。