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農業農村開発省植物保護局はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で遅れていたベトナム産ライチの日本輸出について、両国大使館の協力により必要な準備が全て整ったと明らかにした。ベトナム産ライチ生果実の日本輸出はこれが初めて。
それによると、東北部地方バクザン省および北部紅河デルタ地方ハイズオン省で収穫したライチが近く日本に輸出される。バクザン省のライチ栽培面積は2万8000ha余り、生産量は前年比+1万t増の16万tとなる見通し。日本向けライチは、イエンテー郡(huyen Yen The)とルクガン郡(huyen Luc Nhan)で生産、栽培面積は103ha、生産量は600tと見込まれている。
一方のハイズオン省のライチ栽培面積は9700ha、生産量は4万5000tを見込んでいる。同省には国際基準を満たしたライチ・リュウガン栽培地23か所が存在しており、その総面積は220haとなっている。