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世界銀行(WB)は29日に発表した東アジア・太平洋地域の新興国の経済見通しに関する最新レポートの中で、2020年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は+2.8%で、同地域で最高値になると予想している。
また、ベトナムはミャンマー(+0.5%)とともに、東南アジア地域でプラス成長を維持する2か国に入る見通し。2021年はベトナムの成長率が+6.8%となり、中国(+7.9%)に次いで2位に立つと予測されている。
東アジア・太平洋地域の新興国の2020年のGDP成長率は+0.9%と、1967年以降で最低値を記録する見通し。一方、中国を除いた同地域の成長率は▲3.5%に低下すると予測される。悲観的なシナリオでは、同地域の成長率は+0.3%、中国を除いた場合は▲4.8%となる見込み。
東南アジア諸国の2020~2021年のGDP成長率予想は以下の通り。
(◇国名:2020年GDP成長率・2021年GDP成長率)
◇ベトナム:+2.8%・+6.8%
◇ミャンマー:+0.5%・+5.9%
◇タイ:▲8.3%・+4.9%
◇インドネシア:▲1.6%・+4.4%
◇マレーシア:▲4.9%・+6.3%
◇フィリピン:▲6.9%・+5.3%
◇カンボジア:▲2.0%・+4.3%
◇ラオス:▲0.6%・+4.9%
◇東ティモール:▲6.8%・+3.1%