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ホーチミン市人民委員会は計画投資省に対し、建設準備が進められている同市都市鉄道ベンタイン~タンキエン間(メトロ3A号線)第1期に駅を追加するよう提案した。
追加が提案されている駅は「C11」というエリアに位置し、周辺にはタインドー国際病院(Thanh Do International Hospital)、ザーアン115病院(Benh vien Gia An 115)など多くの病院のほか、大型ショッピングセンターの「イオンモール」や複数の高級マンションがあり、公共交通機関利用の高い需要が見込める。
メトロ3A号線は全長約20kmで、17駅を設置する。投資総額は30億8500万USD(約3200億円)の見込みで、日本政府の支援で建設される。現段階では第1期でベンタイン~ミエンタイ(西部)バスターミナル区間(全長9.9km)を整備し、10駅を設置する予定。第1期の投資総額は19億3100万USD(約2000億円)の見込み。
しかし、計画投資省の要請により、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)と日本の国際協力機構(JICA)が都市鉄道案件の効率性について評価した結果、第1期でエリア「C11」に駅を追加すべきとの結論に至った。
駅が追加されれば、第1期の全長は11kmに延長され、投資総額は20億6100万USD(約2140億円)に増加する見通し。