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南中部沿岸地方ダナン市はこのほど、グエン・スアン・フック首相が主催した会合で、「2045年までを視野に入れた2030年までのダナン市マスタープラン」の調整案を首相に報告した。
調整案によると、現在第1級都市のダナン市はハノイ市とホーチミン市と並んで特別都市となることを目指し、長期的な視点で国際都市に発展することが期待されている。
2030年に人口は179万人、都市建設面積は約3万1836haとなり、本土における市の土地面積の32%超を占める見込み。景観構造には、ウォーターフロントエリア、グリーンコアエリア、ヒルサイドエリア、エコロジカルエリアの典型的な都市エリアが含まれる。
ダナン市は国内の観光・海洋経済の中心地となるほか、世界のサプライチェーンの一部となり、東西経済回廊の入口としての役割を担うことが期待される。
フック首相は会合で、ダナン市が注力すべき課題を挙げた。これには、排水処理や気候変動、計画調整に関する汚職防止などの対策が含まれる。
なお、都市計画法によると、都市は特別都市、第1級都市、第2級都市、第3級都市、第4級都市、第5級都市の6種類に区分されている。