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不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムはこのほど、ハノイ市における2021年の新築分譲マンション市場レポートを発表した。同年の販売価格は前年に比べ上昇し、直近5年で最高の上昇率を記録した。
同年の新規供給戸数は前年比▲1%減の1万7000戸で、このうち中級マンションが72%と最大だった。高級マンションが約25%を占め2位に立ち、直近3年で最高となった。
同年の成約戸数は前年比▲9%減の約1万7000戸。開発業者の販売価格は1m2当たり1596USD(約18万2000円)で、前年比+13%上昇した。流通市場では1m2当たり1213USD(約13万8000円)で、同+4%の上昇となった。
2022年の新規供給戸数は前年比+53~65%増の2万6000~2万8000戸に回復する見込み。また、今後3年間で開発業者の販売価格は年平均+5~7%上昇すると予想されている。