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国際通貨基金(IMF)によると、2021年におけるベトナムの国内総生産(GDP)は3680億USD(約49兆7000億円)で、東南アジア諸国で5位となった。
同地域でトップに立ったのは、インドネシアの1兆1500億USD(約155兆円)だった。以下、◇2位:タイ(5460億USD=約74兆円)、◇3位:フィリピン(3860億USD=約52兆円)、◇4位:シンガポール(3790億USD=約51兆円)と続いた。
<東南アジア諸国のGDPの推移>(単位:十億USD)
1993年におけるベトナムのGDPは131億8000万USD(約1兆7800億円)で、東南アジアで6位につけ、同地域のGDP合計の2.6%を占めていた。
以降、ベトナムのGDPは増加の一途を辿り、28年後の2021年には1993年の28倍に膨らみ、東南アジア地域のGDP合計に占める割合も10.3%に急拡大した。
なお、インドネシアの割合は1993年の31.4%から2021年に32.1%へと若干拡大した一方、タイの割合は同期間に25.6%から15.3%へと大きく縮小した。フィリピン、シンガポール、マレーシアの割合も縮小し、2021年にはそれぞれ10.8%、10.6%、10.0%となっている。