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- キンバックシティーGの提案で会談実現
- ホテルやゴルフ場、娯楽施設などで投資
- 越米間の協力関係の強化にも貢献
ドナルド・トランプ元米大統領の一族が経営するトランプ・オーガナイゼーション(The Trump Organization)の責任者は16日、北部紅河デルタ地方フンイエン省を訪問し、同省共産党委員会のグエン・フウ・ギア書記や同省人民委員会のチャン・クオック・バン主席をはじめとする同省トップらと会談した。
今回の会談は、複数の大規模工業団地を運営する工業団地開発大手キンバックシティーグループ[KBC](Kinh Bac City Group)の子会社であるフンイエン投資開発(Hung Yen Group)の提案により実現したもの。
トランプ・オーガナイゼーション側は会談で、ホテルやゴルフ場、娯楽施設など、同社が強みを持つ分野で同省の事業プロジェクトに投資したい意向を表明し、同省に対し便宜を図るよう要請した。
一方、フンイエン省の責任者は、同省の潜在的可能性や利点、交通インフラ投資プロジェクトなどを含めた長期開発計画と方向性を紹介し、トランプ・オーガナイゼーションが同省で行う事業プロジェクトに便宜を図ることを約束した。
トランプ・オーガナイゼーションの責任者は、フンイエン省への事業投資が越米間の協力関係の強化にも貢献するとの見解を示した。なお、同省はトー・ラム書記長 兼 国家主席の出身地でもある。