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- メトロ1号線、決済アプリ「ザロペイ」導入
- 「タップ&ゴー」形式での乗車が可能に
- 7月4日まで運賃半額プロモーション展開
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を利用する乗客は5月末から、モバイル決済アプリ「ザロペイ(ZaloPay)」での運賃精算が可能となった。
これにより、乗客はザロペイのQRコードを介して「タップ&ゴー」形式で乗車できるようになった。これは世界各国の電車・地下鉄で普及している運賃の精算方法で、メトロ1号線を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)が、乗客の利便性向上と都市交通インフラの近代化の実現に向けて導入を決めた。
ユーザーは、ザロペイのアプリを開いた後、「HCMC Metro」のアイコンを選択。画面に表示されたQRコードを改札のスキャナーにかざせば、メトロ1号線に乗車することができる。乗車時はメトロ1号線運賃の最高額である1万9000VND(約106円)が引かれるが、下車駅でQRコードを読み取った際、システムが実際の運賃を算出して差額がある場合、返金される。
なお、ザロペイはメトロ1号線での導入を記念し、同アプリを介して運賃精算する乗客を対象に、7月4日まで、運賃が50%割引(上限1万VND=約56円)となるプロモーションを展開している。