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- 工場の竣工式開催、投資総額1.27億USD
- SiC基板、ガラス、先端光学機器など製造
- グローバル技術戦略における重要な一歩
レーザー製品の製造・販売を手掛ける世界最大級の企業である米国のコヒレント(Coherent)は28日、東南部地方ドンナイ省ニョンチャック村(xa Nhon Trach)の第1ニョンチャック工業団地内で、半導体製造工場の竣工式を開催した。
同工場は投資総額1億2700万USD(約190億円)で、炭化ケイ素(SiC)基板、ガラス、先端光学機器などを製造する。
グエン・チー・ズン副首相は式典で、「このプロジェクトは、コヒレントのグローバル技術戦略における重要な一歩であると同時に、世界の大手テクノロジー企業のベトナムに対する信頼の高まりを示す象徴的な出来事だ」と述べた。
さらにズン副首相は、ベトナムが現在、戦略的転換期を迎えていることにも言及した。第4次産業革命の進展により、半導体、バイオテクノロジー、再生可能エネルギー、量子技術、ビッグデータなどの分野がグローバルなバリューチェーンを再編し、世界経済の構造に大きな変化をもたらしていると指摘した。
この流れを受け、ベトナム政府は現在、制度改革、インフラの近代化、イノベーションエコシステムの整備、先端技術の研究開発および応用の促進など、包括的な取り組みを積極的に進めている。