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- 「ビンダイナミクス」の設立を決議
- 資本金約28億円、VICが51%出資
- 国際市場で競争力を持つ製品の商業化へ
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の取締役会はこのほど、ヒューマノイドロボットの研究開発、製造、技術移転を手掛ける子会社「ビンダイナミクス(VinDynamics)」の設立を決議した。
子会社は、ハノイ市フックロイ街区の都市区「ビンホームズ・リバーサイド(Vinhomes Riverside)」にあるオフィスビル「シンフォニー(Symphony)」に本社を置く。資本金は5000億VND(約28億円)で、VICが51%を出資する。
VICはすでに子会社「ビンロボティクス(VinRobotics)」と「ビンモーション(VinMotion)」の2社を設立している。ビンロボティクスは、産業用・サービス用ロボットの基盤技術や試作機の開発、人工知能(AI)を活用した自動化技術を研究している。一方、ビンモーションは、多目的型ヒューマノイドロボットの設計・開発を担当している。
ビンダイナミクスの設立により、VICは研究から製品化まで一貫した体制を整え、国際市場で競争力を持つロボット製品の商業化を目指す。